【ボイトレノウハウ13】作らない声は大事

ブラッシュボイス代表取締役の青木秀敬です。

今回のテーマは『声を作ってはならない』です。

今まで腹式呼吸だとか、共鳴だとか、…その他、色々なボイトレノウハウを書いて来ました。
基本的な事ばかりでしたが時間を見つけてはちょっとだけ書いて来ました。
特にボイトレノウハウ1~10までは技術的な事を書いて来ましたね。
それ以降は割と歌や声に関する本質的な事を書いて来ました。
今回はさらに歌についての本質的な部分に迫ってみたいと思います。
一体”声を作らない”とはどういう事か?

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想像してみて下さい。
20年、30年音楽シーンで歌を歌い続けているシンガーを。
個人的に好き嫌いは全然関係無いとして、例えば桑田佳祐さんであったり、小田和正さんであったり、chage&askaさんであったり、吉田美和さんであったり…長くやっていらっしゃる方はいますよね。

そういう方々って普段しゃべっている声質と歌っている声質が同じなんです。
この事って意外と知られていない事なんですよね。

要するに、メロディーとか歌詞に普段しゃべっている声質を乗せると説得力がグンと上がるのです。
人間しゃべる声というのは…もともとある程度説得力を持っているものです。
そういうものです。

誰とはここでは言えませんが、すぐに人気が落ちてしまいがちなシンガーというのは、声を作っている人が非常に多いんです。
声を作ってしまうと…リスナーが「あー嘘っぽい歌だな」って興ざめしてしまうのです。
一歩退いて歌を聴いてしまうんです。

だけど声質の変わらない歌というのは、CDを聴いていてもまるですぐ傍で歌われているような…そんな温かみを感じさせます。
リスナーの耳にも心にも”すーーーっ”と入り込んで行くのです。

今日のテーマは『声を作ってはならない』でした。

実はボイストレーニングのレッスンを先ほど行っていて、きちんとボイトレノウハウに書いた方が良いかなと思い筆を執った次第です。
ご質問などお気軽にどうぞ。

 

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