CHAGE&ASKAの歌い方について

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皆さん、こんにちは。
ブラッシュボイス、ボイストレーナーの青木亮です。
本日はCHAGE&ASKAさんの歌い方について検証してみようと思います。

CHAGE&ASKAの歌い方について

色々と問題があったグループですが、実は音楽的にはミュージシャンの間では実力が非常に高いと評判です。
洗練されたアレンジ、優れた曲、それから独特の歌詞と歌い方。

これらを紐解いてみましょう。
それからどうしてCHAGE&ASKAは長い間第一線で活躍して来たのかの理由も私なりに考察します。

『整数次倍音』と『非整数次倍音』

まずは、音には『倍音』というものがあります。
倍音には二種類あり、『整数次倍音』と『非整数次倍音』があります。

『整数次倍音』

簡単にそれぞれ解説すると、『整数次倍音』は、
・比較的きれいな声質
・聴き取り易い声質

です。
昭和30年代のラジオパーソナリティはこの『整数次倍音』をみなさん使っていました。
聴き取り易いけど、でもどっか淡白な感じも否めない。
そういう声です。
これを使って歌っているのがCHAGEさんの歌い方ですね。
淡白過ぎはしませんが、ASKAさんに比べると淡白です。

『非整数次倍音』

『非整数次倍音』についてです。
こちらの特徴、
・ガサガサした声質である。
・聴き取り難い部分もあるが親近感を相手に与える。

です。
例えば、政治家の方々はこういう声を持っている方が多いです。
従って相手の心に入り込みやすい術を職業柄体得したのだろうと思います。
非整数次倍音を多量に歌い方の中で排出しているのがASKAさんです。

CHAGE&ASKAは必ずしもハーモニーを理論的に作っているわけではありません。
その辺は枠に囚われない楽曲制作をして来ていますが、なぜ綺麗に歌が混ざるのか?
それは『整数次倍音』と『非整数次倍音』のタッグだからです。

他にもコブクロさんとか売れているデュオはこの組み合わせが歌い方の随所に登場します。
長く続く秘訣も歌い方という面で考察するとこういう事が見えて来るのです。
ボイストレーニングは奥が深いでしょ?
話し方なんかもこういうのを考えつつ相手と話すと印象がガラリと変わりますからね。

株式会社ブラッシュボイス
ボイストレーナー/青木 亮

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