水樹奈々さんの歌い方について


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こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

今回は水樹奈々さんの歌についてお話していきたいと思います。

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水樹奈々さんと言えば、言わずと知れた超有名声優さんです。
ひと昔前と違い、今や声優さんと言えば“歌える声優” “アイドル声優”
と言われるくらい露出も多くなり、ルックスや歌唱技術も求められる時代になりました。

そんな中でもトップアーティストに登り詰めた水樹奈々さん。
ボイストレーニングの観点からもたくさん学べるところがありそうなので触れていきたいと思います。

水樹奈々さんのボーカルの特徴

水樹奈々さんのボーカルの特徴を幾つか挙げたいと思います。

・声の安定感
・きれいな滑舌
・アタック(キレの良さ)

大きく分けてこれらがとても特徴的です。

声の安定感

低音域〜高音域にかけて、声のブレがありません。それは発声において迷いがない証拠です。

声がブレてしまう人の特徴として、
声の出し方そのものに迷いが生じてしまうのです。

「どのように声を出せば良いのか」
「音程によって出し方変えた方が良いのか」などなど。

基本的に、、、

『歌声=話し声』です。

変に作ろうとすると失敗してしまいます。
あくまでも、ありのままの声を、ナチュラルに出すことが望ましいです。

そして低音域~高音域にかけて、基本的な声の出し方は変える必要はありません。
むしろ変えてしまうと失敗してしまいます。

水樹奈々さんはその声のコントロールがとても上手いため、音域にとらわれず安定しているのです。

きれいな滑舌

これについては・・・さすが一流の声優さんと言う感じですね。

ボーカルにしてもアフレコにしても、
言葉の切り替えがとても明確でハッキリとしています。
声優さんなので当然と言えばそれまでですが、
ボイストレーニングによってきれいな滑舌は改善することができます。

口、舌の脱力

口や舌のに力みがあると言葉の切り替えがスムーズにいきません。
特に舌は子音切り替えにおいて一番重要ですので柔らかくする必要があります。
ボイストレーニングとしては、舌を右回転10回、左回転10回とまわしたり、舌をできる限り出してから一気に脱力する、、、など舌のストレッチを積極的に行うようにしましょう。

早口言葉の練習

舌のストレッチと合わせて、早口言葉の練習をしましょう。
(なるべく苦手なものをチョイスしましょう)

『外郎売り』は役者さんやアナウンサーさんが発声練習で行う代表的な作品です。
早口言葉の要素もあるので練習にはとてもよいでしょう。

アタック(キレの良さ)

これはフレーズの入りなどでの立ち上がりの発音の強さのことです。

例えば、『どんな時だって 一緒さ』と言う歌詞があったとします。

歌い始めの「ど」という言葉に注目しましょう。ローマ字だと「DO」ですね。
子音の「D」と母音の「O」で構成されています。
この言葉のアタックを強くするには「D」の発音を強くします。
「D」の発音を強くして「どんな時だって」と歌うと、
歌い始めの言葉にアクセントが生まれ、メリハリが出ます。

他の子音でも同じ事が言えます。
「D」「B」「Ch」「K」「T」など。
舌で弾いて発音する子音はアタックを強くしやすく、メリハリを出しやすいです。

滑舌の練習にも繋がりますので、
是非アタックを意識してメリハリをつけられるようにしましょう。

ブラッシュボイスでは、
基本的な声の発声、安定感、アタック、息の使い方など、細やかなレッスンにより確実にレベルアップできます。
是非一度、ボイトレ無料体験レッスンをお試し下さいませ。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大

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