Beyonce(ビヨンセ)さんの歌い方 アクセントとこぶしについて

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こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

Beyonce(ビヨンセ)さんと言えば、言わずと知れた世界的な超一流シンガーです。
歌を聴いたことの無い方はまだ日本では多いですが、名前くらいは聞いたことはあるという方は多く、知名度は抜群です。

楽曲、歌声、容姿、ダンス、歌唱力 etc…どれをとっても素晴らしいの一言に尽きますが、中でも今回はBeyonceさんのアクセントこぶしについてボイトレの観点からお話していきたいと思います。

Beyonceさんのアクセントについて

Beyonceさんの歌を聴いたことがある方であればお分かりになると思いますが、歌のアクセントとして強調する時、がなり声のようにとても荒い声を出します。

ではどのようにアクセントを付けているのか、メカニズムをお伝えします。
例えば、母音の「あ」で発声する場合、通常は喉を開いてまっすぐ「あーーー」と発声します。

しかし、Beyonceさんのがなり声のようなアクセントの場合、一旦声帯を閉鎖した状態からスタートします。
簡単に言うと、息を止めた状態が声帯閉鎖している状態です。

声帯閉鎖を維持した状態のまま、勢い良く息を吐いて「あーーー」と発声してみて下さい。
「あ”ーーー」と少し濁ったがなり声が出たら成功です。

通常の発声で必要とする息の量以上の息が勢い良く送り込まれる反面、声帯は閉鎖しようと維持するため、声帯閉鎖の力と呼気が反発し合ってがなり声が作られるのです。

あくまでもアクセントとして出すものであり、連発すると喉を痛めてしまう場合があるので、もし挑戦する方は要注意です。

Beyonceさんのこぶしについて ~メリスマ唱法~

これについてはBeyonceさんに限らず、黒人シンガーの方特有のこぶしです。
日本でも演歌や民謡などで独特のこぶしや歌い回しがあるように、アメリカの音楽の中でも、とりわけブラックミュージックの中で良く使われている歌いまわしです。

このこぶし、歌いまわしを『メリスマ唱法』と言います。

日本でもフェイクとして使う歌手が増えて来ていますが、本場のアメリカのシンガーさんに比べるとまだまだ完成度が低いように感じます。
というよりも、日本の民謡音楽の独特の歌い回しも、幼少期から慣れ親しんでいないと殆ど習得不可能と言われていますが、それと同じようなことが言えるのかもしれません。

しかし訓練によって、かなり高い完成度で歌えるようになることは可能です。

  • こぶしの歌いまわしの音、一つ一つの音をしっかり捉えて歌うこと。
  • こぶしを歌っている時の強弱や息づかいまでしっかり真似してみること。

以上の2点を行うことで習得できます。

まず、メリスマ唱法を行っている曲を一つ選び練習曲として選曲します。
そして、大変ですが、そのこぶしを歌っている部分を何度も再生して、音を一つ一つ確認しましょう。
確認だけでもかなり難易度が高いので、もし一人では難しい場合は歌の先生やボイストレーナーに相談してみましょう。

音が判ったら、まずは相当テンポを落としてゆっくり歌います。
慣れて来たらだんだん元のテンポに近づけていって下さい。
もしできるようになたら今度は強弱や息の量を調節して雰囲気も再現できるようにしてみましょう。

録音して確認しながら行うとさらに効果的です。

まとめ

文化の違う歌を習得しようとすること自体難易度が高いですが、難しいものでも一つずつ訓練を重ねることで出来るようになりますので、諦めずに頑張って練習してみて下さい。
※アクセント(がなり声)については無理になさらないよう気をつけましょう。

ブラッシュボイスでは、本場の洋楽についてもしっかり歌えるようレクチャーが可能です。
是非一度、ボイトレ無料体験レッスンにお越しください。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大

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