表声と裏声、チェストボイス・ミドルボイス、カート・コバーンがよく使うシャウト系の声について

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『換声点あたりのガラガラ声について』への回答

のボイトレブログに、以下の質問がありましたので、記事としてまとめております。

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チェストボイスとミドルボイスは音の高さが違うということであって発声としては一緒ですか?
どちらも表声ですよね?
またニルヴァーナのカート・コバーンがよく使うシャウト系の声は表声に歪みをプラスしたものであってミックスボイスのような弱い声とは違いますよね?
カートのように太い声は結局は表声でないとでないですよね?

まず「表声」「裏声」、「チェストボイス」「ミドルボイス」「ミックスボイス」など、言い方が色々あるため、何がどう違うのか正確に把握するのが少々ややこしいかもしれませんね。このあたりを明確にしてから回答させていただきたいと思います。

表声と裏声について

表声
裏声、ファルセット以外の声で、俗に地声と言われる声のことです。普段の話し声は表声です。

裏声
主に上咽頭での共鳴で、フクロウの声まねをすると裏声になります。高音部の声は裏声になりやすいです。

具体的に、例えば森山直太朗さんの「さくら〜独唱〜」の歌い始めの「僕らはきっと待ってる」の「と待ってる」は裏声です。

チェストボイス・ミドルボイス・ミックスボイスについて

チェストボイス
胸(チェスト)で声の共鳴が感じられるためチェストボイスと言います。これは表声です。

ミドルボイス
中音域の声で、これも表声です。

ミックスボイス
表声と裏声を繋ぐ中間の響きです。表声の要素の強いミックスボイス、裏声の要素の強いミックスボイスなど、発声する人やテクニックにより声の響きが変わります。

※音域については個人差があるため、どの音がチェストかミドルかと言うのは定義はできません。

カート・コバーンのシャウト系の声について

ニルバーナのカート・コバーンや、リンキンパークのチェスター・ベニントンが出すようなシャウトについてなのですが、これは表声です。ミックスボイスではありません。

元々の声質自体がシャウトボイスの方は、特にシャウトしようとして出してる訳では無いと言います。逆に表声を歪ませてシャウトする方もいますが、この場合は声帯に負担がかかるため、それを覚悟の上で行って下さい。

ボイトレの現場においては、シャウトは勧めないと言うボイストレーナーが圧倒的に多いです。私も出来ればオススメしません。

なぜなら、それによって声帯に大きな負担が掛かり、ポリープを助長してしまう恐れがあるからです。ポリープになって歌えなくなってしまっては本末転倒ですよね。

正しい発声に導くためにトレーニングを日々行うボイストレーナーが、ポリープになって歌えなくなる可能性があることを知りつつシャウトを勧めるなんてことはありません。

その上でどうしてもやりたい、ということであればコツはあります。無理に叫ぶように発声をしてシャウトボイスに近づけていくのです。その中でももちろん、腹式呼吸や共鳴といった基礎はしっかり行って下さい。

あくまでも歪んだ表声を出すために、少し無理した発声をするだけで、それ以外の基礎は同じです。

もし喉が辛いなと感じたり、炎症などが疑われる場合はすぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木智大

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