ゴールデンボンバー 鬼龍院翔さんの歌について


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ボイストレーニング・ボイトレ方法をまとめました


こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

今回はゴールデンボンバー 鬼龍院翔さんの歌い方についてボイトレの観点から解説していきたいと思います。

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声の特徴の分析

鬼龍院翔さんは声にとても特徴のある方です。
声の特徴から分析していくと・・・

・太い声
・低音の響きが強い
・通る声
・クリアな声
・まろやかな声
・力強い声

他にもたくさんありそうですが、これらが主な特徴です。
余談ですが声の特徴を分析する時・・・
・声が細いか太いか
・クリアかしゃがれているか
・キンキンしているかそうでないか
など、一つずつ色んな視点から分析していくと分かりやすいです。

彼の太い声は低音から高音に至るまで一貫して安定しています。
そしてLIVEなどで長時間歌っていると声が疲れてきたりかすれてきたりするのですが、
終始太くクリアで力強いままです。
鬼龍院翔さんの基礎力の高さが窺えます。

基礎力を高めるボイトレ

鬼龍院翔さんの場合は特に、LIVEでの激しいパフォーマンスが人気です。
見ている人を楽しませるために、自身もたくさん動くにも関わらず歌にブレがありません。

アーティストさんはテレビ等の華やかなメディアに出る裏では地道なトレーニングの積み重ねを行っており、
基礎力を高めるためには、日々のボイトレが欠かせません。

ではどのようなトレーニングが必要なのか。

・発声練習
・ブレストレーニング
・体力トレーニング
・ボーカルトレーニング

基本的にこれらのボイトレは必須です。

発声練習とブレスコントロール

この2点に関してはボイトレで行います。
鍵盤楽器などを使って音階を母音で追って発声していく発声練習。
ロングブレスなどの呼吸中心のブレストレーニング。

ボーカリストは体が楽器のため、ボイトレを怠ると声も廃れていきます。
毎日少しずつでも行うことが日々の積み重ねになり力になります。

体力トレーニング

通常歌に必要な筋力というのは、日常生活で使う程度の必要最小限の筋力があれば充分です。
しかし鬼龍院翔さんのようにパフォーマンスをしながらも安定した歌をうたえるようにするためには日々のボイストレーニングが必須です。

筋力トレーニングに関しては、何もボディービルダーのようにムキムキになることはありませんが、
腹筋・背筋・下半身など、必要な部位のトレーニングを行うことがとても大切です。

また、持久力を付けるための有酸素運動はが必要です。
肺活量を増やし、動いても安定したブレスコントロールを行うためのものです。
無理に行って体を壊してしまっては本末転倒ですので、
出来る範囲からはじめると良いです。

ボーカルトレーニング(表現)

ボイストレーニングは基礎トレーニングの要素が強いですが、
それとは別に歌唱のためのボイストレーニングが必要です。

「ここの強弱はどうしようか」「ここにビブラート入れようか」
「ここにアクセント付けた方がかっこいいか」
というボーカルディレクションを考えながら緻密に歌を完成させていきます。

また、基礎やテクニック以外にも、一番重要なのが「表現」です。
どう歌を伝えていくか、どう伝えたいか、という部分です。
これは歌い手本人の感性によるものなので、正解はありません。
ボーカリスト本人がどれだけ歌の世界観に感動しているのかが重要になってきます。

ボーカルトレーニングの中では、
技術面と感情面の充実を図ることが何よりも大切です。

以上、基礎力を高めるために必要なボイトレをご紹介しました。
いずれも客観性が求められるものですので、できればボイストレーナーを付けてのトレーニングを行うようにしましょう。

ブラッシュボイスでは全国にいるボイストレーナーの中から、
その生徒さんに一番合ったトレーナーを提案させて頂いております。
是非お気軽にご相談下さい。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大

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