歌で高い音をバテずに継続して出し続ける方法

いつもボイストレーニング、お疲れ様です。
今日は継続して高い音階を歌の中で発声することができないと言う点に関してご質問をいただいておりますので、回答していきます。

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歌で高い音をバテずに継続して出し続ける方法

ボイトレ簡単質問箱

ハンドルネーム : るー
ご質問タイトル : 歌ってる途中の痛み
ご質問内容 :

初めまして。
男性なのですが一曲をフルで歌うときに自分が出せるキーの曲でも一番は歌えるのですが二番のサビあたりで耳の真下あたりが痛み急に高い声が出せなくなって苦しくなる場合があります。
改善方法はありますか?
BUMP OF CHICKENの天体観測のサビは1番から痛みが出てサビの音程に届かなくなります。

特に具体的にBUMP OF CHICKENの天体観測のサビで最初から最後まで継続して高い音を発声することができないと言うお話です。

高音発声時に耳の舌が痛くなる理由について

しかも、耳の下に痛みを伴っていると言うことですが、この痛みと言うものに関しては、実際に痛いので痛みを感じている。
これに間違いはありません。

よく痛いのは気のせいかもしれないと言う話をする人もいるのですが、実際に痛みを感じている本人からすればその痛みは本物の痛みです。
ですから今回の痛みと言うものも本物だと思いますが、それが肉体的に痛みを感じているものなのか、精神的に痛みを感じているものなのかは分けて考えなければならないでしょう。

肉体的な痛みについて

肉体的な痛みと言うものに関しましては、例えば声帯結節などにより声帯に隙間ができてしまい高い声を維持できない際に痛みが生じることもあるのですが、人によっては耳の下に痛みを感じると言う表現をする場合もあるかもしれません。
肉体的痛みに関しては、例えば歌手と言う職業によく接している耳鼻咽喉科のドクターに診察してもらう必要があります。
まずは肉体的な痛みを疑って、今申し上げたような病院でカメラで検査をすることを考えた方が良いと思います。

精神的な痛みについて

次に精神的な部分での痛みですが、これも立派な実際の痛みなので、この手の痛みも「気のせい」では全くありません。
しかしこの場合は、ボイストレーニングで高い声を出せるようにすることで痛みを改善していくことが可能だと考えます。
要するに痛みを感じる根元を改善することにより、痛みを感じなくなると言うことなんです。

歌で高い声を継続して出せない原因について

例えば今回の場合だと高い声が継続して出せないと言う事ですから、ある1つのケースとしては発声に対して息の量が多すぎる可能性があります

息の量が多すぎるとなぜダメなのか?

それは理由は様々ですが、筆頭に挙げられるものといえば、高い声を出すに当たって、力が入りすぎてしまうと言うことでしょう。
力が入りすぎてしまうことにより高い声が維持できなくなると言う現象が生じます。
高い声が出なくなってくるとフラストレーションを感じて、実際にそれが痛みとなって跳ね返ってくる事はよくあることです。
さらに言えば、精神的に痛みを感じると言うだけではなく息の量が多いと顎にも力が入るので顎の付け根が痛くなってくる場合もあります→この場合肉体的な痛みと言うことになりますね。
顎の付け根はどこなのかと言うと耳の下です。

顎に力が入ると耳の下が痛くなることがあります

今回のBUMP OF CHICKENの天体観測でサビが歌えないと言うことに関しましては、様々な原因が憶測では言えますけれどもあくまでも憶測の範囲での話なので正直なところ確かな事は分かりません。
あくまでも憶測の範囲で回答した形ですが、もし詳しい状態を知りたいと言う場合は、一度ブラッシュボイスの体験レッスンを受けていただくことも検討していただければ幸いです。

歌は問題に向き合っていけば解決できることがたくさんありますので、ぜひ真っ向から向かい合っていただきたいと思います。
またわからないことがありましたら、ご質問ください。

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