忙しくても声を磨きたい人向けの“すき間トレ”。必要なのはストップウォッチ機能だけ。3分で終わるので、配信前・面談前にサクッとリセットできます。
ステップ1 息フロー(40秒)
- 4秒吸って6秒吐く×3セット。
- 吐くときは「スーー」と細い息。胸ではなくお腹でペースを刻む。
ステップ2 唇バイブ(50秒)
- 唇を軽く閉じ、ぶるるる…… と一定スピードで震わせる。
- 10秒×4セット、間に2秒休む。息がムラなく出るまで音量は上げない。
ステップ3 鼻歌ステップ(40秒)
- ド→ソ→ド を鼻歌で往復。響きが鼻腔に当たればOK。
- 音を高くするより“ビリッ”とした振動を感じることを優先。
ステップ4 母音クリア(30秒)
- あ・い・う・え・お を1セット×2周。口を大きく開閉し、空気を前に押し出す。
ステップ5 深呼吸リラックス(20秒)
- 軽く肩を回しながら鼻吸い4秒→口吐き6秒。
- 緊張を抜き、自然体の姿勢で終了。
合計:ちょうど 3 分。自分の声がかすれたりこもったりしたときに即リセットできるお守りルーティンです。
声を“朝リセット”する2分ウォームアップ——机の前で完結するボイトレ習慣
朝一番の声がかすれる、低すぎて出にくい… そんな悩みを解消する超短時間メニューです。必要なのは時計だけ。2分で声帯をほぐし、1日をスムーズにスタートできます。
ウォームアップの流れ(合計2分)
手順 | 動作 | 時間 |
① 肩ほぐしブレス | 両肩を上げて3秒キープ → 力を抜きながら息を吐く×2回 | 約20秒 |
② リップトリル | 唇を軽く閉じ“ぶるる…”と震わせる。一定の息で10秒×2セット | 約25秒 |
③ ハミングタッチ | 鼻歌でド→ソ→ドを往復しながら胸に手を当て振動を感じる | 約20秒 |
④ 門扉(もんぴ)ストレッチ | 口を「お」で縦に開いて3秒 → 「い」で横に開いて3秒×2回 | 約25秒 |
⑤ ゆる母音読み | テキスト1行を「あいえおう」で読む。声量は会話レベル | 約30秒 |
ポイントとコツ
- 小声でOK:近所や家族を気にせず行えるボリュームが目安。
- 一筆書き:5つの動きを止まらず続けると、2分でも血流がアップ。
- 録音は週1回:変化を耳で確認すると継続モチベーションに。
2週間★ログ(主観)
日数 | ★平均 | メモ |
1〜7 | ★★☆☆☆ | 朝の低音が出にくいがかすれは減少 |
8〜14 | ★★★☆☆ | 1行目から声が前に出る/午前の会話で息切れしにくい |
★目安…★=出しづらい/★★=普通/★★★=出やすい
まとめ
わずか2分でも毎朝声を解凍すると、午前中のコミュニケーションが格段に楽になります。声は“習慣筋”──小さくても毎日動かすことで確実に応えてくれると実感しました。
※喉に違和感が出た場合は無理をせず休憩し、自然な発声を心がけましょう。
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