こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回は EXILE TAKAHIROさんの歌についてお話したいと思います。
このようなボイトレ解説の更新情報はLINEにご登録頂くと最新の更新情報をお送りさせて頂いていますので、是非ご活用下さい。
まず、彼の歌で参考にすべき点を箇条書きにしてみます。
・表声と裏声の切り替え
・滑らかなフレーズの終わり
・高音部の口角・表情筋の使い方
特にこれら3つの点において優れたボーカリストです。
ひとつずつ解説していきたいと思います。
表声と裏声の切り替え
表声と裏声を切り替えようとすると、声が裏返ってしまったり、かすれたりする方も多いです。
歌い慣れている曲であっても、声帯でのコントロールがうまくいかないとキレイに切り替えることができません。
TAKAHIROさんの場合、歌い方が丁寧な上に表声と裏声の切り替えがとてもクリアです。
苦手な方は表声と裏声の切り替えのフレーズにおいて、テンポを落としてボイトレするようにしてみると良いです。
また表声と裏声の切り替え部分のみをピンポイントでボイトレします。
変な声帯の動きをしていないか、喉が力んでいないか等、チェックしてみましょう。
滑らかなフレーズ終わり
フレーズ終わりについて、ビブラートで終わるか、一気に声を区切って終わるか。
フレーズ終わりの処理が苦手という方は多いのではないでしょうか。
TAKAHIROさんの場合、ビブラートを駆使して終わる場合が多いのですが、その終わり方がとてもきれいなのです。
フレーズ終わりは大抵、声の音量をだんだん小さくしていってキレイに終わります。
うまく処理できない方は、ここで声と息のバランスが崩れて声が不安定になります。
急に声の大きさを抜こうとすると喉や肩、胸等が力みやすいため、それらの力を抜いて行うようボイトレすることが大切です。
是非試してみて下さい。
高音部の口角・表情筋の使い方
歌を歌う中で、当然音域が上がる部分、下がる部分があります。
特に高い音を出す場合、周波数も上がり、音が上へ抜けていきますので、
表情筋(頬の筋肉) や 口角を上へ上げると非常に声が出しやすくなります。
TAKAHIROさんの歌っている映像をご覧いただくと一目瞭然ですが、この動きを駆使して声を出しており、声の抜けがとてもきれいです。
慣れると自然に口の動きが上向きになっていき、高い声も楽に出しやすくなりますので、表情筋・口角が使えていないという方は意識しましょう。
ブラッシュボイスではボイトレにおいて、
アーティストの歌い方、良いクセ、テクニック等のレクチャーも行っております。
あんなアーティストのように歌いたい!をサポートさせていただきます。
是非一度、ボイトレ無料体験レッスンにお越し下さい。
株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大