こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。
今回は、Che’Nelle(シェネル)さんの歌い方についてボイトレの観点から書いていこうと思います。
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曲により、日本語詞ヴァージョンと英語詞ヴァージョンで歌っていたり、一曲の中でも、うまくそれぞれの歌詞を混ぜて歌っていたりするのが特徴的です。
そのため、洋楽を聴いているような感覚になったり、邦楽を聴いているような感覚になったり、聞く方の受け取り方によっても、色々な聴き方ができると思います。
日本語詞でも洋楽のような響きに聞こえる
歌い方ですが、基本的には、声の立ち上がりが早く、アタック感があるため、声が良く響くような印象を受けます。
日本語詞でも洋楽のような響きに聞こえるのはそのためです。
「は」の発音
例えば、“は”という文字を歌う時、子音の“h”が鋭く短い間にしっかり出ていて、時間をかけずにそのまま母音の“a”へとつないでいくので、より母音が伸びる時間が長く、歌ものびのび聞こえさせることができます。
逆に声を“はぁ~(ha<)”とだんだん出していくような歌い方をすると、曲が平たく聞こえると思います。
こうした声の立ち上がりを意識するには、リズム感をあわせて鍛えることで自分なりにコントロールできるようになってきます。
ブレスの使い方
その他特徴としては、ブレスの使い方ですが、バラードなどで、あえて息継ぎの音を入れるように歌っていることもあります。
普段はあまり息を吸う音が入ると、ゼーゼーとした苦しい印象になってしまいますよね。
腹式呼吸が出来ていないことが原因で息継ぎの音が大きく聞こえるので避けることも多いですが、効果的に聞こえれば、あえて息の音を入れたブレスはあってもいいのです。
逆にフレーズの終わりにもわざと息の音を混ぜて切っている部分もあります。
アーティストの楽曲を取り入れたボイトレ
ブラッシュボイスでは、発声を曲の中で効果的に使えるように、様々なアーティストの歌い方を参考にしながら取り入れていくことが可能です。
それによりいつも聞いていた曲も、感じ方がかわるかもしれません。
ぜひ一度ボイトレ無料体験レッスンで実際に曲を使ってレッスンしてみてください。
株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/立花香穂里