コドモドラゴン ハヤトさんのデス声に関するボイストレーニングのお話

こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回はコドモドラゴンハヤトさんのデス声に関するボイトレについて触れていきたいと思います。

コドモドラゴンのハヤトさんと言えば、得意のデス声を駆使してライブ会場を盛り上げるスタイルで人気です。デス声(デスボイス)とはそもそもどのようなものなのか。

また、どのようにトレーニングすればハヤトさんのようなデス声が出せるようになるのか解説致します。

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目次

デス声(デスボイス)とは

事前にお伝えしたい事がありますが、デス声に関してはボイトレの観点からはおすすめできる物ではありません。声帯には悪い影響を与える発声だからです。

しかしながら、最近デス声に関するお問い合わせや、実際に「出したい」といった生徒さんが多いので、今回あえて解説させて頂きたいと思います。

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デス声(デスボイス)とは

簡単に言うと、主にデスメタルやブラックメタル、パンク、メタルなど、ロックの中でも激しいジャンルで使われる事が多いダミ声がなり声の事です。

苦しみや怖さ、悲しみなどの感情を表現するのに使ったり、ライブを盛り上げるために使ったりします。

ハヤトさんのようなデス声の出し方

ではどのようにすればハヤトさんのようなデス声が出せるか。

慣れないうちは喉を痛める可能性がありますので積極的にオススメはしませんが、例えばコドモドラゴンさんの「この世界は終わりだ。」という曲で使われているデス声について。(この曲以外でもデス声使っている曲は多数あります)

方法(イメージの仕方)は色々ありますが、ここでは3つの方法をご紹介致します。

《方法1》空気でうがいするような感じで発声

一言で言うと、空気でうがいするような感じで発声します。通常うがいする場合、水で行います。その時喉は閉じた状態から行いますよね。

逆に喉を閉じずに水を含んで顎を上に上げると、当然水を飲む形になりますのでうがいは成立しません。空気でうがいする、と表現したのにも理由があり、喉を閉じようとする力に対して息を通そうとすることで、ノイズ音のようなデスボイスが完成します。

《方法2》安定的に濁らせながら発声

喉を閉じようとする力に対して息を通すとお伝えしましたが、ドスの効いた声で力強く「あ!」と言うと「あ”!」と濁った声になりますが、これも同じ事が言えます。

「あ”ーーーーー」と安定的に濁らせながら発声する練習を行うと慣れてくるはずです。

《方法3》咳をするつもりで発声

他に身近な例としては咳です。
咳は一瞬「ゴホッ」とするだけですが、咳をするつもりで「ゴーーーー」と発声してもデスボイスを発する事ができます。

デス声 デスボイスの出し方 まとめ

いかがでしょうか?

デス声を出すこと自体は喉への負担は大きいですが、慣れて来ると何なくできるはずです。また、できるようになるための練習で発声したり、ライブで行うのはよいですが、必要以上にデス声を出すのは負担になるため好ましくありません。

くれぐれも、慣れていない方は、デス声のやり過ぎには注意しましょう。

喉のケアや基本的なボイトレの知識を持ったうえで練習する・技術を持ったトレーナーに指示するなど、客観的な目で指導してもらうことも大切です。

是非、ボイトレ無料体験レッスンにお越しください。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大

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