いつもボイストレーニング、お疲れ様です。
今回はロングトーンの重要性についてのご質問を頂きました。
ロングトーンは重要なのか?
結論:ロングトーンはとても重要。
それでは解説をしていきたいと思います。
ロングトーンはそんなに重要か?
ハンドルネーム:お姫様
質問タイトル:ロングトーンはそんなに重要か?
質問内容:
ロングトーンに関してブラッシュボイスさんのウェブサイトでも様々な記事がありますが、結論として、とても重要なことであるということが書かれています。
なぜそこまで重要なのか?
ロングトーンと言うのは、もしかすると、そこまで発声として重要とされない歌手の方もいると思うので、その上でもなぜブラッシュボイスさんでは重要とされているのか理由を伺いたいです。
基礎的な技術としてロングトーンが必要である
これは歌手として楽曲の中に(いわゆる白玉)と言う長く伸ばす音を楽曲の中に取り入れているかいないか、と言う問題ではなくて、基本的な技術としてロングトーンは重要なものです。
そもそもロングトーンとは何か?については、下記をお読みください。
なぜ基本的な技術としてロングトーンが重要なのかと言うと、
- お腹を自由自在に使えると良いから
- 腹式呼吸のみならず共鳴を自由自在に操ることができるかどうかが大事だから
です。
プロと素人のロングトーンの違い
実はロングトーンと言うのは、アマチュアだと声を発声しながらまっすぐ伸ばすことができない。
もしくは、だんだん音程が崩れてしまう。
そもそも長く声を発声し続けることができない、と言うような問題点が素人さんだと発生してしまいます。
これがプロフェッショナルになると、これらの問題をボイストレーニングによって解決することができてくることによって、腹式呼吸や共鳴を使って上手に歌唱能力もコントロールすることができるようになってきます。
ロングトーンはボイストレーニングの基礎中の基礎である
上手に歌いあげることが(もしくは体調の良い悪いに関係なく平均的に上手に歌を歌いあげることが)できるようになると、プロフェッショナルとしては成立する。
要するに、どんな状況にも対応し得ると言うようなことになるわけです。
それでロングトーンはどんな状況にも対応し得るような身体能力を得るための一環だと思ってほしいのです。
ロングトーンそのものが歌唱力に関してものすごくベネフィットがあると言うものでは無いのかもしれませんが、長い目で見て「ロングトーン位ができないようであれば」歌唱能力は進歩しないと思います。
ここまで断言した上でロングトーンというのがどれほど重要なのかと言うのは、このコラムを見ていただければご理解いただけるのかなと思います。
ぜひロングトーンが基礎の基礎としてどれぐらい重要なのかと言うことに関して、もう一度ご考慮いただきたいと思うのです。
ロングトーンはボイストレーニングの基本中の基本です。
ぜひ研ぎ澄ましていただけたらと思います。
また何かご不明な点があればいつでもご質問いただければと思います。