こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回はCHEMISTRY 堂珍嘉邦さんの歌についてお話していきたいと思います。
CHEMISTRYと言えば、川畑要さんと堂珍嘉邦さんの声のハーモニーが特徴的ですが、
ソロで歌ってもそれぞれ存在感がずば抜けています。
特に今回は、堂珍嘉邦さんにフォーカスして、ボイストレーニング的見解から触れていきたいと思います。
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私自身、CHEMISTRYが世に出てきて堂珍さんの歌声を初めて聴いた時、
「こんなクリアで綺麗な声、出せたらいいなぁ」と単純に憧れを持っていました。
この「クリアで綺麗な声」、ボイストレーニング的にお伝えすると、
「洗練されたボイストレーニングによる共鳴感の強い声」と言うことが言えます。
クリアな声を出すには
堂珍さんのような、共鳴感の強い声を出すにはどのようにすれば良いのか。
まず、
・腹式呼吸
・発声時のお腹の使い方
・脱力
など、
基礎がしっかりとできていることが大前提です。
(上の3つが出来ていない場合はまずそちらをできるようにしましょう)
こちらのボイトレノウハウを是非ご覧ください。
その上で発声時に、声を鼻腔・副鼻腔にあてるようにして発声することをより意識しましょう。
※鼻腔・・・鼻の穴の中の空洞
※副鼻腔・・・頬、鼻筋、眉間周辺の骨の内部にある空洞
簡単に言うと、以上です。
ただ、この鼻腔・副鼻腔というのは、少しでも鼻が詰まっていたり鼻炎ぎみだと、
本来の力の半分も出せませんので、花粉症や風邪、鼻炎持ちの方はしっかりと治して、
鼻腔に響かせるスペースを確保してから行うようにしましょう。
歌の練習をする時、
日によって調子が良い時と悪い時がありますが、睡眠不足、体調不良以外で言うと、
この鼻腔の問題であることも多いので、日常からメンテナンスすることはとても大切です。
どの母音を発声する時でも響くようにする
鼻腔や副鼻腔に声をあてる感覚が掴めたら、
「あいうえお」どの母音でも同じ響きが得られるように、トレーニングしましょう。
元の声質で多少差はでてきますが、
どの言葉でも共鳴が安定すると、
歌をうたった時の声に丸みが出て、
クリアな声で滑らかに歌えるようになるはずです。
ブラッシュボイスでは、
生徒さんの自然な声や個性を生かした上で、
憧れのアーティストの発声や歌をレクチャーすることが可能です。
是非一度、ボイトレ無料体験レッスンをお試し下さいませ。
株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大