喉に無駄な力が入ってしまう・・・
すぐに喉が疲れてしまう・・・
喉を締めた発声になってしまう・・・
といった悩みは多く寄せられます。
- ボイトレで喉を開くとどんな効果があるか
- 実際どういうボイトレ方法で喉を開くのか
- 喉を締めた発声は何故悪いのか
- なぜ喉を締めた発声になってしまうのか
- 喉を開くことの大切さ
という順序で、喉を開くボイトレについて解説しております。
このようなボイトレ解説の更新情報はLINEにご登録頂くと最新の更新情報をお送りさせて頂いていますので、是非ご活用下さい。
ボイトレで喉を開くとどんな効果があるか?
ボイトレで喉を開くとどんな効果があるのでしょうか?
ボイトレで「喉を開く」ということが実践できるようになると、以下のようなメリットがあります。
疲れやすい喉が疲れにくくなる
高音の発声で声が嗄れにくくなる
といった弱点を克服できます。また、
しっかりと芯のある太い声
抜ける声
を作るためにも、喉を開くボイトレは重要と言えます。
プロのボーカリストが長時間歌えるのはなぜ?
プロのボーカリストや音楽系アーティストさんたちは、コンサートで長い時間歌を歌い続けます。それでも喉が疲れにくかったり、声が嗄れ(嗄声→「させい」と読みます)にくかったりするのは何故でしょうか。
長時間歌い続けても、声を維持する一つのボイトレ方法として、『喉をしっかり開いて共鳴させている』事が挙げられます。この「喉を開く」事が未熟な方は、発声の時に喉に無駄な力が入ってしまうため、すぐに喉が疲れたり、声嗄れ(声枯れ)になります。
ブラッシュボイスでは喉の疲れを訴える生徒さん、声嗄れ(声枯れ)に悩まされている生徒さんにも沢山お越し頂いております。こちらの記事で、ボイトレの観点から「喉を開く」という事について解説させて頂き、少しでも同じような悩みを抱えている方々の参考になればと思います。記事を読んで、
- 一人で実践してみても上手く行かなかった
- 実践方法が解らない
という場合は、ボイトレ無料体験レッスンを実施しておりますので、お気軽にお越し頂き、ボイトレを体験して頂きたいと思います。
喉を開くためのボイトレなら
まずは60分のボイトレ無料体験レッスン!
実際どういうボイトレ方法で喉を開くのか?
喉を開くコツ・ボイトレ方法には大きく分けて2通りの方法や手段があります。
可能であれば2つとも併せて出来る様になって頂きたいです。
喉を開くコツ 1:喉仏を下げて発声する
「喉仏を下げながら発声する事」が出来ていれば
「喉を開いて発声が出来ている」とある程度は言える状態にあります。
男性の場合は甲状腺が小さい為、喉仏の位置を鏡などで目視で確認する事が可能です。
しかし、女性は甲状腺が男性よりも数倍大きい為、喉仏がどこに存在しているのかが不明瞭となり、目視で喉仏の位置を確認するのが難しいかもしれません。
そのような場合は以下の「喉を開くコツ 2」を集中的に行って頂きたいです。
喉を開くコツ 2:正しい舌のポジションをマスターする
まずは「あ」の発声をする場合の舌のポジションを確立してボイトレしましょう。
母音の「あ」を発声する事は、ボイトレにおける声出しの基本になると考えております。
「あ」の発声の場合、舌のポジションは以下の通りです。
- 舌の先端が下の歯の前歯にくっ付いている状態
- 舌が平らになっている状態
(舌の真ん中が凹んでいたり、盛り上がっていない状態の事) - 舌が下がっているので喉の奥の粘膜壁面がきちんと手鏡で目視出来ている状態
以上3つが出来て初めて「あ」の発声で喉が開いて発声出来ていると言えます。
もちろん、舌の位置をマスターしただけできちんと喉を開いて発声が出来ているとは100%言い切れません。
腹式呼吸をマスターしなければなりませんし、共鳴(声の響かせ方)のメカニズムも十分に熟知した上で喉を開くという方法が成立するものです。
これについては「方法1」についても同様の事が言えます。
喉を締めた発声は何故悪いのか?
喉を締めた発声を続けていると、
- 喉を痛めやすい
- 喉が疲れやすい
- 声が嗄れ(枯れ)やすい(嗄声:させい)
といった状態に陥るリスクが高くなります。
従って喉を開く事で疲弊や嗄声を改善する効果が期待出来るわけです。
また、喉が締まっているとマイクに乗りづらい(つまり通らない声)で発声してしまう事にもなりかねません。高音も出なくなってしまいます。
以上、ざっくり挙げただけでも喉が締まる事はデメリットでしかありませんので、必ず喉を開く方法をボイトレによってマスターしなければなりません。
これは歌を歌う目的だけではなく、喋るという観点からもボイトレ(ブラッシュボイスでは)では喉を開く事が重要と考えております。
喉を開くためのボイトレなら
まずは60分のボイトレ無料体験レッスン!
なぜ喉を締めた発声になってしまうのか?
実は人間は赤ちゃんの頃は舌は顎に乗っかっているだけで、皆泣き声は同じでした。
ちょっと想像してみてもそれはお分かり頂けると思います。
赤ちゃんの場合は舌は少し上がってしまっていますが、大人に比べると癖が全く無いのです。
リラックスした柔らかい舌の状態なので、喉がきっちりと開いています。
また横隔膜と声帯との距離感も大人に比べると当然近いので高い声も簡単に出てしまうのです。
皆、赤ちゃんの頃は高い声が出ていたり、声が嗄れる(枯れる・嗄声:させい)も無く、喉が疲れる事も無かったはずです。
しかし、何故大人になるにつれて、声がか細くなったり、嗄れる様になったり、疲れる様になったり、高音が出なくなるのでしょうか?
それは発声に癖がついてしまうからなんです。
舌の力の入り方も大人になって行くと人それぞれ違いが出て来ます。悪い意味での個性が付いてしまうのです。
これが喉を締めた発声になってしまう最も大きな要因です。
喉を締めている期間が長引けば長引くほどにボイトレによって喉を開く矯正を行う事が大変になります。
そのため、「喉を開く」ボイトレはとても重要なのですが、中々この点をご理解頂けない事が多いのが実情です。
こちらの記事をご参考にして頂き、少しでも「喉を開く」ボイトレの大切さを皆様にご理解頂きたいなと考えております。
喉を開くためのボイトレなら
まずは60分のボイトレ無料体験レッスン!
喉を開く事の大切さって何?
前述させて頂いている通り、
喉を疲れにくくする
声が嗄れる(嗄声)を避ける
抜ける声や、マイク乗りの良いドライブ感のある声を体得する
ためにも、喉を開くボイトレが大切です。
実はカラオケだったとしても、喉が締まっている方と開いている方では声の状態に雲泥の差が生まれます。
歌を聴いてくれる方がその場にいたとしたら、その方を感動させられるかどうかも、喉を開くという事が関係して来ます。
感動させるという要素についてはボーカルワークも必要になりますが、とにかく「喉を開く」発声が、皆様の声の印象を大きく変えるものである事はご理解頂きたい所です。
まとめ
ボイトレで喉を開く事で、皆様の声が他人に与える印象も格段に変わります。
会社のプレゼンやセミナー、講演会で喋る場合でも喉が開く事で説得力が断然増します。
色々述べさせて頂きましたが歌という観点で一番力を発揮する方法・手段というものの一つが『喉を開く』です。
是非、腹式呼吸や共鳴のメカニズムと並行してボイトレによって『喉を開く』方法をマスターして下さい。
喉を開くためのボイトレなら
まずは60分のボイトレ無料体験レッスン!
キーワードから検索する
キーワードからボイトレ情報を検索できます。
検索しても見つからない場合は、ボイトレ質問フォームよりご質問頂ければ弊社のボイストレーナーがお悩みに応えさせて頂きます。