ボイストレーニングのレッスンに向き合う正しい方法を皆さんはご存知でしょうか?
まず、ボイストレーニングと言うものを理解しなければならないと皆さんは思われているのかもしれませんが、実は大切なのはそこではありません。
1番大事な事は、ボイストレーナーと生徒との関係、これをうまく構築し、レッスンをお互いに遂行していくことです。
なぜボイストレーナーと生徒との関係性を構築しないといけないのか?
ボイストレーナーも1です。
同様に生徒さんも1です。
生徒さんはスクールにレッスン料を支払われている者でなぜボイストレーナーと生徒との関係性を構築しないといけないのか?
ボイストレーナーも人です。
同様に生徒さんも人です。
生徒さんはスクールにレッスン料を支払われているものですが、(これは大変おこがましい言い方になりますが)やはりレッスンを行う側のボイストレーナーとレッスンを受ける側の生徒さんと言う関係は保っていなければ良質なレッスンができません。
これをあえて厳しい言い方をすれば語弊があるかもしれませんが縦の関係とします。
しかしこの縦の関係を受け入れて、おいそれとの言っていることをとりあえず受け止める勇気。これがレッスンを円滑に進める上でとても大事になってきます。
生徒さんは自分にできないことが多いからといって卑屈になってはいけません。
おそらくボイストレーニングはいろいろな習い事がある中ではかなり難しい分類に大別される、そういうものだと思います。
将来歌手になりたいと言う生徒さんがいれば、カラオケが上達したい方もいると思いますが、いずれにしても自分の弱い部分やコンプレックスを改善したいと言うところからのトレーニングになりますから難しいと言う点においては無理もありません。
レッスンを習っている上で「本当に難しいなぁ、ボイストレーニングって」と思われることも多いかもしれません。
でも大丈夫です、ボイストレーナーはそのことについてはよく理解しておりますので、生徒さんが不安がっていることを承知の上で色々とレッスン上難しいことをあえて進言させていただいているわけです。
受ける側である生徒さんも、どのようにしてボイストレーニングのレッスンに向き合ったらいいのかをしっかり考えていただければ、レッスンがより円滑にスムーズにスピーディーに進んでいくことができます。
ボイストレーニングに終わりは無い
ボイストレーニングに終わりがないと言うよりは、音楽のような芸術においては、非常に深遠なものであると私は思います。
追求しても追求しても終わりがない、それはボイストレーニングのみならず制作物においても同じだと思います。
没頭して没頭すれば、どんどん味が出てくる。
その味が濃くコクが深くなってくる。
歌のコクが深くなってくる。
つまりそのコクと言うものが、その生徒さんの個性であり、歌に置いてのアイデンティティであり、人の心を感動させる歌を歌う上でとても重要なものになります。
ボイストレーニングは生徒さんの個性を潰さない
たまにいろいろなサイトを見ていると、ボイストレーニングを習うことで個性を失ってしまうのではないか?という不安のある記事を目にします。
しかしそれは間違いです。
前述させていただいた通りボイストレーニングのみにかかわらず、何かを突き詰めていく…深遠な部分まで突き詰めていく事は、その分野においての個性を磨くことであり、その分野に於いてアイデンティティーを高めることであり、人の心を揺さぶるものであると考えます。
ボイストレーニングをボイストレーニングのみにかかわらず、何かを突き詰めていく…深遠な部分まで突き詰めていく事は、その分野においての個性を磨くことであり、その分野においてアイデンティティーを高めることであり、人の心を揺さぶるものであると考えます。
ボイストレーニングを行ことで個性が潰れると言う事はありません。
むしろその個性を伸ばしていくことができるのです。