DAOKOさん「終わらない世界で」の歌い方について

こんにちは。
ブラッシュボイス 静岡トレーナーの榊(さかき)です。

最近注目されている、若手ラップシンガーのDAOKOさんですが2018年9月に、アプリゲーム主題歌となる「終わらない世界で」を新曲発表いたしました。
この曲はTVCMでお馴染みですね。
今回は、この曲を歌う、DAOKOさんの歌声と歌い方について書いていきたいと思います。

目次

表現力の豊富さ

DAOKOさんは表現力に長けています。
表現の方法は様々ありますが、彼女の特徴としては大きく以下の2点だと考えます。

ウィスパーボイスを使用

ウィスパーボイスとは、発声の際、息の量を非常に多くした状態のことを指します。ささやき声とか、吐息交じりと表現されるケースもあります。

軟膏蓋を上に上げ、舌の付け根を下げて発声してみてください。
軟膏蓋はどの部分なのか?ですが、息を口から深く吸ったときに喉の奥上部が乾く感じがする、その部分です。

分かりにくい方は、あくびをしたときの状態を作ってみてください。声がこもったようになりますね。この状態で息の量を多くしてみましょう。
初めは息を吐く練習から入り、だんだんと声を交えていく練習方法がお勧めです。

くせのない素直な発声

先ほどご説明したウィスパーボイスにプラスして、発声にクセがないため、歌詞やメロディが抵抗なく、スーッと入ってきます。

このような発声をするためのエクササイズとしては、脱力する、表情筋を緩めるストレッチが効果的です。まずは全身のストレッチ、特に表情筋のストレッチを行いましょう。

表情筋のストレッチとして主な方法としては

  1. リップトリル…唇を高速でパタパタと振るわせる練習
  2. あいうえおの表情筋運動…1分ほど顔中を動かして発声してみましょう
  3. 顔面のマッサージ…耳周辺の筋肉を優しくマッサージしてみましょう。

顎のエラ部分の少し下に、舌からつながる筋肉がありますので。その部分もマッサージしてみてください。あまり強く押さないように注意が必要です。

表現力を身に付けるために

表現力を身に付けるために必要なことのひとつに、歌詞を理解することがあります。聞き手に伝わるようにまずは歌詞を理解することから始めてください。歌詞を自分なりに理解・解釈することが大切です。

自分なりに理解・解釈して頂いたら、その後はその情景をイメージして歌ってみてください。
「いつ、どこで、誰が、誰と、何を、どうしたのか、その時どういう気持ちだったのか」
まずは、ひとつ課題曲を決めて練習してみてください。

その後は、何度も声に出して、歌詞を読むという作業も効果的です。レッスンでしたら、ボイストレーナーに判断してもらえますが、自己練習をする場合は、レコーダーを使ってみてもいいと思います。
自分はどんな声なのか、色々な声を出してレコーディングしてみるのも手です。

色々な声とは、裏声、太い声、細い声、胸式での発声、腹式での発声、高い声、低い声、ささやき声など・・。
自分のどんな声に魅力があるのか、自分で把握することも必要です。

ボイトレ無料体験レッスンで試してみる

DAOKOさんのような、表現力を身に付けるために、様々なボイストレーニング方法の提案を書かせて頂きました。このボイトレ方法を試してみたい、という方は是非、体験レッスンへのお申し込みをいただければと思います。

また、レコーダーを使っての練習はご自分でも簡単に練習できるものですから、是非試してみて頂ければと思います。

ブラッシュボイスではボイトレ無料体験レッスンを行っていますので、ボイトレのスクールをお探しの方、ボイトレにご興味のある方は是非お気軽にお申し込み下さい。

静岡地区代表ボイストレーナー/榊(さかき)

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