ボイストレーニングとあわせて行うと良い「レコーディング」のすすめ

こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。

今回は、歌の上達のためにボイトレとあわせて行うと良い“レコーディング”について書いてみたいと思います。

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目次

ボイトレの時に録音して声をチェックする

スタジオで録るような大掛かりなものでなくても、ボイトレのレッスンではボイスレコーダーやスマートフォンの録音機能を使って自分の声を録音している方が多いです。

スマホなどで簡易的に録音してみよう

レッスン中は良くしたい部分を何度も試したり、いくつかの方法をやってみて歌いやすい方法を見つけていきます。

ボイストレーナーに、

「今の声の出し方が良かった!」
「もっとこうした方が良い。」

と言われても、その場ではピンとこないこともあるかもしれません。

録音してあとでもう一度振り返ると、レッスン中に気付けなかったことがゆっくり理解でき次へとつなげることができます。

また自分で練習する時に、どんな発声練習をして良いのかわからない、楽器も弾けないから練習ができない、などという場合、レッスン中のスケール発声(例えば“あ”の発音でドレミファソファミレド~♪と歌う)を録音しておいてそれを流しながら練習するという方法もあります。

レコーディングに慣れる

先ほどのボイスレコーダー等での録音は「空間に伝わった声」を録音しているので、まわりに流れる様々な音も一緒に録音しているとも言えます。

それよりもさらに自分の声をしっかり聞くためにはレコーディングをして「ダイレクトにマイクに通した自分の声」を聞くことを試してほしいです。

マイクの前に立って、ヘッドホンで自分の声と伴奏を聞きながら録音する方法の場合、まず自分の歌声をヘッドホンから聞くということにも慣れていくことが必要です。

また、ライブの時に人前で歌う感覚とは別に、レコーディングをする時はマイクにうまく録音されるように歌い方に工夫が必要なこともあるため、ライブの時とは違う歌い方も出来るようになります。

自分の声を客観的に聞く癖をつけることができる

レコーディングは、自分でも気がつかなかった細かい点に気がつくことがあります。

  • 微妙な声の揺れ
  • ビブラートの個性…
    きれいにかかっているかどうかも確認できるし、波の大きさ、不規則さがないかなどもわかります。
  • 発音の明瞭さ
  • 自分の歌声の声質、個性。
  • 呼吸の仕方のクセ…
    息を吸う音があまりにも大きいとレコーディングでは気になることがあります。

などなど。
普通に歌っていると気にならないポイントなどもレコーディングをしたものを聞くと気になったり、また気になるポイントをボイトレで修正していくことで安定した歌が歌えるようになります。

レコーディングしたものを聞いてみることで、自分自身の歌声を客観的に聞く習慣をつけるようにしていってください。

ブラッシュボイスのボイトレでは希望者にレコーディング実習も行っております。

ブラッシュボイスでは、希望者にはレコーディング実習も行っております。
レコーディング実習について
ボイトレとレコーディングをうまく組み合わせることで、歌の上達がグンと早くなります。
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