『デス声やシャウトとクリーンの両立について』への回答

    2009年06月23日 10:16に頂戴した質問
    質問投稿者:みずへいさん
    質問タイトル:『デス声やシャウトとクリーンの両立について』
    以下質問内容:

    質問させてください。
    中音域のデス声とスクリームの練習をしているのですが、シャウトに喉が慣れてくればくる程クリーンで高音がかすれて出なくなってしまいました。
    数日喉を休めてもクリーンの高音が出なく、声変わりしてしまったような状態です。
    ポリープのような違和感は特にないのですが、裏声ですらかすれて出ません。
    元々低音のグロウルは出せていて、それのみを使っていた時は高音も全然出ていたのですが…
    練習法としては、キーボードで音階を確かめながらシャウトやスクリームを出しまくる、という練習を繰り返していました。
    バンドの方向性としてはクリーンの高音も使うので困っています。
    何かが間違っているのでしょうか?

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    【以下回答】

    こんにちは。
    ブラッシュボイス代表の青木です。
    ここは非常に難しい所です。
    例えば、矢沢永吉さんのような強い喉を持っている歌手であれば。
    それなりに長時間シャウトしてもクリーンな声質でバラードを歌い上げる事が可能です。
    しかし、喉が比較的弱いというか、普通な人がそれをやるとボイストレーニングである程度技術を身に付けたとしても限界はすぐ来てしまいます。
    喉は疲弊し、充血し、声帯にデキモノが出来上がる可能性が高いのがシャウト(叫び声)の難しい所です。
    シャウトの技術を取得するには、簡単に申し上げますとリスクはつき物です。
    シャウトは元々喉には悪い発声方法でありますから自分がどこまでやれるか?を理解する事が練習です。
    私はそう考えます。
    ところで現状……ちょっと気になりますね。
    声帯結節では無いだろう、という事をおっしゃられてはいますが。
    一度耳鼻咽喉科でファイバーで調べてみた方が良さそうです。
    そんなに高くないですし。
    それで何も無ければ、少し休養すれば声は元に戻りますので心配無いと思います。
    『バンドの方向性としてはクリーンの高音も使うので困っています』
    そうですね。
    分かりますが、喉の強さにもよってですから。
    自分の喉の状態と技術力とよく相談し合いながら進めて行くしかありません。
    技術力でカバーするというのがボイストレーニングですから、どこまでカバーできるか。
    これは永遠に付きまとう課題だと思います。

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