ミックスボイスと高音の出し方|ミセスを歌いたい初心者向けガイド

    ミックスボイスと高音の出し方|ミセスを歌いたい初心者向けガイド

    「ミセス(Mrs. GREEN APPLE)のような高音の曲を歌いたいのに、高い声が出ない」
    「出そうとすると喉が力んでしまう」。

    そんな悩みの原因は、才能ではなく練習方法にあることがほとんどです。

    高音もミックスボイスも、腹式呼吸と共鳴の使い方を整えれば、初心者でも少しずつ出せるようになります。

    この記事では、25年以上の指導経験を持つブラッシュボイス代表・青木亮の考え方をもとに、原因の見つけ方から具体的な練習法までを順番に解説します。

    「何から手をつければいいのか」が分かるように、優先順位もあわせてお伝えします。

    読み終えるころには、自分の高音が出ない理由と、次にやるべき練習がはっきりしているはずです。

    また、本記事はブラッシュボイスのYouTube動画を分かりやすく記事解説したものとなり、動画内容を更に深堀りしている内容となります。
    動画については下記になりますので、あわせてご確認下さい。

    目次

    なぜ高音が出ないのか|よくある3つの原因

    高音が出ない原因は、大きく3つに整理できます。

    ①腹式呼吸と共鳴がうまくリンクしていない
    ②舌の状態と息の量が合っていない
    ③喉締め(喉が閉まっている)です。

    どれも生まれつきの問題ではなく、練習の方向を変えれば改善できるものです。
    逆に言えば、練習方法そのものが間違っていると、いくら回数を重ねても高音は出るようになりません

    まずは、自分がどの原因に当てはまるのかを知ることから始めましょう。

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    原因①:腹式呼吸と共鳴がリンクしていない

    最も多い原因が、腹式呼吸と共鳴が結びついていないことです。
    息の支えができていないまま声を響かせようとしても、高音は安定しません。
    「呼吸は呼吸、響きは響き」と別々に練習していると、いざ歌うときに噛み合わなくなります。
    たとえば、ロングトーンの練習だけを頑張っても、その息が上咽頭の響きに乗らなければ高音にはつながりません。
    この2つをセットで扱うことが、高音への第一歩になります。
    自分が当てはまるかどうかは、「高い声を出すとき、お腹で支えている感覚があるか」を確認すると分かりやすいです。

    原因②:舌の状態と息の量が合っていない

    2つ目は、舌(ベロ)の位置と息の量がうまくコントロールできていないことです。
    舌が不自然に上がっていたり奥に引っ込んでいたりすると、声の通り道が狭くなります。
    そこに息の量が多すぎたり少なすぎたりが重なると、高音が詰まったりかすれたりします。
    息を吹きすぎると声がスカスカになり、逆に止めすぎると喉が詰まります。
    舌の状態は、後述するように自分で目視確認できるのがポイントです。
    「高音になると舌の奥が盛り上がる」感覚がある人は、この原因の可能性が高いといえます。

    原因③:喉締め(喉が閉まっている)

    3つ目は喉締めです。

    喉締めとは、喉まわりに力が入りすぎて喉が閉まった状態で声を出してしまうことを指します。
    ※喉締めとは、喉の筋肉を過剰に使い、喉が閉じたまま発声してしまう状態のことです。

    力で押し出すほど喉は閉まり、高音はますます出しにくくなります。
    「高い声で喉が痛くなる」「声がこもる・引っかかる」と感じる場合は、喉締めが起きていると考えられます。
    この喉が開いているか閉じているかも、舌の状態を見れば確認できます。

    喉が開いているかは「舌(ベロ)」で分かる|4つのチェックポイント

    喉が開いているかどうかは、舌の状態を見れば自分で判断できます。
    ブラッシュボイスでは、舌(ベロ)を尺度にして喉の開閉を確認する方法を採用しています。
    抽象的な「喉を開く感覚」に頼らず、鏡で見て確かめられるのが利点です。

    理想的な舌の状態4つ

    手鏡を用意して、「あー」と発声しながら次の4点を確認してください。

    チェック理想的な状態
    ①舌の先端下の歯の裏側についている
    ②舌の形発声時に平らになっている
    ③舌の奥奥に行くにつれてなだらかに下がっている
    ④喉の奥「あー」の発声時に喉の奥(のどちんこの周辺)が目視できる

    この4つがそろっていれば、喉が開いている状態だと判断できます。
    逆に、舌が盛り上がって喉の奥が見えない場合は、喉が閉じている可能性があります。

    チェックがうまくいかないときの対処

    舌の先端が下の歯から離れてしまう人は、まず「あー」と言う前に、舌先を下の歯の裏に軽く触れさせてからスタートしてみてください。

    舌が盛り上がって平らにならない人は、軽くため息をつくように脱力すると、舌の力が抜けて平らに近づきます。
    喉の奥が見えない人は、あくびの直前のような、喉の奥が広がる感覚を思い出すと見えやすくなります。

    毎回の練習前に鏡でこの4点を確認する習慣をつけると、喉の状態を客観的に管理でき、上達のスピードが変わってきます。

    なぜ「喉仏を下げる」より舌で見るのか

    喉を開く方法として「喉仏を下げる」という考え方も広く知られています。
    ブラッシュボイスでは、これに対して舌の状態を尺度にする方法を採用しています。

    理由は、喉を過度に広げると声が太くなりすぎ、特にポップスでは声の説得力が落ちやすいと考えているからです。

    オペラのように喉を大きく広げる発声は、クラシックでは力を発揮しますが、ポップスでは声のキャラクターが変わりすぎてしまうことがあります。

    現代の歌唱では、自分の声そのものを変えず、自分らしく発声することがひとつのトレンドになっています。
    自分らしい声で歌うからこそ、聴き手に伝わる力が生まれます。

    どちらの考え方が絶対に正しいということではありませんが、ポップスを自分の声で歌いたい人には、舌を尺度にする方法が向いています。

    高音のカギは「上咽頭」に声を当てること

    高音を出すうえで欠かせないのが、上咽頭に声を響かせることです。
    腹式呼吸で高めた腹圧の声を上咽頭にしっかり当てることで、高音が出やすくなります。

    逆に、上咽頭に当たらない声では、高音は安定しません。

    上咽頭とは

    上咽頭とは、喉の奥にある口蓋垂(のどちんこ)の裏側より、少し上にある空間のことです。
    ※口蓋垂とは、喉の奥に垂れ下がっているひだの部分を指します。

    ここは、高音や裏声の響きが集まる場所だと考えてください。
    位置のイメージがつかみにくい場合は、「鼻の奥のさらに上のほうの空間」と捉えると分かりやすいです。

    上咽頭の響きを見つけるコツ

    上咽頭の感覚は、裏声を使うとつかみやすくなります。
    というのも、裏声は上咽頭にほぼ100%声が集中して鳴っている状態だからです。

    軽く高めの裏声を出して、鼻の奥の上のあたりがふわっと震える感覚を探してみてください。
    その響く場所が、上咽頭のおおよその位置です。

    腹圧を高めた声を当てる

    上咽頭に声を当てるには、息の勢いだけで押し上げるのではなく、腹式呼吸で支えた声を運ぶイメージが大切です。
    浅い胸式呼吸の声では、上咽頭まで届かずに途中で漏れてしまいます。

    その結果、芯のない、ダダ漏れのような高音になってしまいます。
    つまり、上咽頭への響きと腹式呼吸はセットで考える必要があります。

    なお、響きの感じ方には個人差があるため、最初は「なんとなく鼻の奥の上が震える」程度の感覚からで構いません。

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    力みの正体は「胸式呼吸」|腹横筋から始める腹式呼吸

    高音で力んでしまう最大の原因は、胸式呼吸が強くなりすぎていることです。
    胸式呼吸のままでは喉に力が入りやすく、高音が出しにくくなります。

    そこで、腹式呼吸を腹横筋から覚えていくのが、ブラッシュボイスの基本的な考え方です。

    胸式(横)と腹式(縦)の違い

    胸式呼吸と腹式呼吸の一番の違いは、力の方向です。
    胸式呼吸は、胸を左右に広げる「横の作用」で息を出し入れします。

    深呼吸で胸を大きく広げるときが、まさに胸式です。
    一方の腹式呼吸は、お腹を中心とした「縦の作用」で呼吸します。

    種類力の方向特徴
    胸式呼吸横(胸を広げる)浅くなりやすく、喉が力みやすい
    腹式呼吸縦(お腹で支える)息が安定し、高音の支えになる

    腹式呼吸ができないと、高い声が出ないうえに力みやすくなります。
    歌うときに肩が上下していたら、胸式呼吸になっているサインです。

    腹横筋を横にせり出す

    腹式呼吸の中心になるのが、腹横筋という筋肉です。
    ※腹横筋とは、おへその両脇、肋骨と骨盤のちょうど中間あたり(骨のない部分)にある筋肉です。

    発声するときや息を吐くときは、この腹横筋を横にせり出させるのがポイントです。
    腹横筋が横にせり出すと、前側の腹直筋は内側へへこみます。

    これは筋肉が連動しているためで、お腹の容積が縮むことで内臓が押され、横隔膜が上に押し上がり、肺が圧迫されて鋭い息が出る、という仕組みです。

    腹式呼吸の練習ステップ

    感覚がつかみにくい場合は、咳払いを使うのが近道です。

    手順は次のとおりです。

    1. おへその両脇(肋骨と骨盤の中間の、骨のない柔らかい部分)に親指を軽く当てる。
    2. 力を抜いた状態で、その部分を親指で軽く沈めるように押す。
    3. その姿勢で「コホン」と咳払いをする。
    4. 咳払いの瞬間、押していた部分が横に広がるのを感じる。

    この「横に広がる動き」が、腹横筋がせり出す感覚です。
    同じ動きを、息を吐くときや「あー」と発声するときにも再現します。
    最初は声を出さずに、せり出しと脱力を繰り返すだけでも構いません。

    息は0.5秒で入る|吸うときは「脱力」

    息を吸うときは、力を入れる必要はありません。
    せり出していた腹横筋の力を抜くだけで、スポイトの腹がふくらむように、自然と空気が入ってきます。

    このとき横隔膜も下がり、肺も元の形に戻ります。
    腹式呼吸では、息はおよそ0.5秒で吸い込めるため、歌の中でも素早く息継ぎができます。

    「吐くときにせり出し、吸うときは脱力」。
    このリズムを体で覚えることが、力まない高音の土台になります。

    なぜ「腹直筋を引っ込める」より腹横筋からなのか

    腹式呼吸の指導には、前側の腹直筋を引っ込めることから教える方法もあります。
    ブラッシュボイスでは、腹横筋を横にせり出すことから入る方法を採用しています。

    理由は、前をへこませるだけでは横(腹横筋)が動かない人が多いからです。
    勘のいい人は前をへこませると横もせり出してきますが、多くの人はそうなりません。

    だからこそ、最初から腹横筋を意識して動かすほうが確実だと考えています。
    ここでも、どちらかが間違いということではなく、再現性を重視した選択です。

    やってしまいがちな、間違った高音練習

    高音が出ない人には、共通する「惜しい練習」のパターンがあります。
    代表的な3つを知っておくと、遠回りを避けられます。

    浅い息で張り上げる

    最も多いのが、肩で息をするような浅い胸式呼吸のまま、高い声を張り上げてしまうパターンです。
    浅い息に声が乗ると、上咽頭に当たらず、芯のない漏れた声になります。

    「はぁはぁ」と息を吸ってすぐ高音を出そうとしている人は、まず腹式呼吸を見直しましょう。

    お腹の前だけをへこませる

    腹式呼吸を意識しているのに効果が出ない人は、お腹の前面だけをへこませている場合があります。
    前をへこませるだけでは、横の腹横筋が働かないことが多いためです。

    前後ではなく、横へのせり出しを意識し直してみてください。

    喉を広げすぎる

    「喉を開く」を意識しすぎて、喉を必要以上に広げてしまうのも惜しいパターンです。
    喉を広げすぎると声が太くなりすぎ、ポップスでは不自然になりがちです。

    舌の4チェックを基準に、「開きすぎず、閉じすぎず」を探りましょう。

    ミックスボイスは「発声法」ではなく「歌い方」|裏声から育てる

    ミックスボイスは、特別な発声方法ではなく、歌い方の一種だと捉えてください。
    地声(表声)と裏声(ファルセット)を混ぜていく歌い方であり、その土台になるのは裏声です。
    裏声を上咽頭でしっかり出せるようにならないと、ミックスボイスは成立しません。

    ミックスボイスとは

    ミックスボイスとは、裏声をベースに、そこへ表声の要素を足していく歌い方のことです。
    ※ファルセット(裏声)とは、声帯を薄く使って出す軽い高音の声を指します。

    地声の強さを保ちながら高音を出せるため、高い曲を喉に頼らず歌いやすくなります。

    「発声方法のひとつ」と捉える人が多いですが、ブラッシュボイスでは歌い方の一種として考えることをおすすめしています。

    発声方法と捉えると「正しい一つのやり方」を探しがちですが、歌い方と捉えると、曲やフレーズに合わせて混ぜ方を調整できるようになります。

    まず裏声(ファルセット)を上咽頭で

    ミックスボイスの第一歩は、きれいな裏声を上咽頭で出せるようにすることです。
    裏声とは、上咽頭にほぼ100%声が集中して鳴っている状態のことです。

    まずは上咽頭に響かせる感覚を、裏声でつかんでいきましょう。
    ここが安定しないまま地声を混ぜようとすると、喉に負担がかかりやすくなります。

    裏声が弱々しい段階では、無理に地声を足さず、まず裏声そのものを上咽頭でしっかり響かせる練習に時間をかけてください。

    裏声に表声を近づける

    裏声で上咽頭の響きがつかめたら、そこに表声の要素を少しずつ足していきます。
    イメージとしては、地声を裏声に寄せるというより、裏声の響きに、表声の高い音階を近づけていく感覚です。

    ここには器用さが必要で、いきなりできるものではありません。
    短時間で完成させようとせず、少しずつ混ぜる割合を探っていくのがコツです。

    混ぜる過程で声がひっくり返っても、それは練習が進んでいる証拠なので、焦らず続けましょう。

    ミックスボイスは誰でも簡単に出せるわけではない

    正直にお伝えすると、ミックスボイスは誰もが簡単に習得できるものではありません。
    歌手にも、低い声で魅力が出るタイプと、高い声が得意なタイプがいます。

    低音が得意な人が無理にミックスボイスを多用する必要はなく、得意分野で勝負するという選択もあります。
    ミックスボイスが出しやすい人には、次のような傾向があります。

    特徴内容
    喉が強い高音を続けても喉が疲れにくい
    裏声が上咽頭によく当たる軽く高い声を響かせられる
    高音がそもそも得意元々高い音域に余裕がある

    これらに加えて、腹式呼吸ができていて、舌の状態が安定していると、ミックスボイスの歌い方が成立しやすくなります。

    なお、得意・不得意には個人差があるため、思うように出せなくても落ち込む必要はありません。
    自分の声の持ち味を見極めたうえで、ミックスボイスを取り入れるかどうかを判断するのが現実的です。

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    高音改善の5つのポイントと、取り組む順番

    高音を改善するためのポイントは、大きく5つあります。
    腹式呼吸、共鳴、息の量、舌(ベロ)の位置、そしてボイトレの正しい知識です。

    このうち最初に取り組むべきは、腹式呼吸と共鳴の2つです。

    高音改善の5つのポイント

    ポイント内容
    ①腹式呼吸腹横筋を使い、息を安定して支える
    ②共鳴上咽頭に声を当てて響かせる
    ③息の量多すぎず少なすぎず、一定に保つ
    ④舌(ベロ)の位置4つのチェックで喉を開いた状態にする
    ⑤正しい知識間違った練習を続けないための土台

    おすすめの練習の順番

    何から手をつけるか迷ったら、次の順番を目安にしてください。

    1. 腹横筋を使った腹式呼吸を、咳払いで体に覚えさせる。
    2. 裏声を使って、上咽頭に響かせる感覚をつかむ。
    3. 舌の4チェックで、喉が開いた状態を確認できるようにする。
    4. 腹式で支えた声を上咽頭に当てて、高音を出す。
    5. 裏声に表声を近づけて、ミックスボイスの歌い方を試す。

    まずは腹式呼吸と共鳴から

    5つの中で最初に取り組むべきは、間違いなく腹式呼吸です。
    腹横筋を使えるようにすることが、すべての土台になります。

    そしてもう一つ、両輪で大切なのが共鳴、つまり上咽頭に声を当てることです。
    この腹式呼吸と共鳴の2つが、ボイトレ全体の9割を占めるといっても言いすぎではありません。

    どちらか一方が欠けても、もう一方は成立しないため、セットで練習していきましょう。

    高音練習で気をつけたいこと

    高音の練習では、喉を傷めないことを最優先にしてください。
    力で押し上げる発声を続けると、喉に負担がかかり、声を痛める原因になりかねません。

    苦しさを我慢して張り上げるのではなく、響きと支えで楽に出すことを目指しましょう。
    また、声の出方や響きの感覚には個人差があります。

    人によって得意な音域や声質は異なるため、ほかの人とまったく同じようにできなくても問題ありません。
    違和感や痛みがある場合は無理をせず、専門のトレーナーに状態を見てもらうのが安心です。
    自己流で間違った練習を続けるより、早い段階で正しい方向を確認するほうが、結果的に上達は早くなります。

    よくある質問

    ミックスボイスとは何ですか?

    ミックスボイスとは、裏声(ファルセット)をベースに、表声(地声)の要素を足していく歌い方の一種です。
    地声の強さを保ちながら高音を出せるため、高い曲を喉に頼らず歌いやすくなります。発声方法というより「歌い方」と捉えるのがおすすめです。

    高音が出ない原因は何ですか?

    主な原因は、腹式呼吸と共鳴がリンクしていない・舌の状態と息の量が合っていない・喉締めの3つです。
    多くは練習方法のずれが原因なので、方向を整えれば初心者でも改善が見込めます。

    高音を出すには何から練習すればいいですか?

    まずは腹式呼吸(腹横筋を使う呼吸)と、上咽頭に声を当てる共鳴の2つから始めてください。
    この2つがボイトレ全体の約9割を占める土台で、どちらか一方では成立しないためセットで取り組むのが効果的です。

    喉が開いているか自分で確認する方法はありますか?

    手鏡を使い、「あー」と発声しながら舌の状態を4点チェックします。
    舌先が下の歯の裏につく・舌が平ら・舌の奥がなだらかに下がる・喉の奥が目視できる、の4つがそろえば喉が開いている目安です。

    ミックスボイスは誰でも出せるようになりますか?

    練習で近づくことはできますが、誰もが簡単に習得できるわけではありません。
    喉が強い・裏声が上咽頭によく当たる・高音がもともと得意、といった傾向がある人は出しやすく、得意不得意には個人差があります。

    ミセスのような高音の曲を歌うにはどうすればいいですか?

    高音域が多い曲を歌うには、腹式呼吸で支えた声を上咽頭に当て、裏声を土台にミックスボイスの歌い方を身につけることが近道です。
    まずは自分の音域を把握し、無理な張り上げを避けて、出しやすい範囲から少しずつ広げていきましょう。

    まとめ

    • 高音が出ない原因の多くは才能ではなく、腹式呼吸と共鳴のリンク不足・舌の状態と息・喉締めの3つ。
    • 喉が開いているかは、舌(ベロ)の4チェックで自分でも確認できる。
    • 高音のカギは、腹式で支えた声を上咽頭に当てること。力みの正体は胸式呼吸。
    • 腹式呼吸は腹横筋を横にせり出すことから覚え、吸うときは脱力(息は約0.5秒で入る)。
    • ミックスボイスは「歌い方」。裏声を土台に表声を近づける。まずは腹式と共鳴で全体の9割。

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