こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回は安室奈美恵さんの歌い方についてです。
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安室奈美恵さんは長年、日本のミュージックシーンの第一線で活躍しており、
老若男女問わず、幅広い世代から支持されています。
ライブパフォーマンスでは激しいダンスをしながらも、抜群の歌唱力を披露される姿は、
見ている人々を魅了し続けています。
そんな彼女の歌の魅力の一つであるリズム感についてボイストレーニングの観点からお話していきたいと思います。
圧倒的なリズム感
安室さん自身、元々ダンサーということもあり抜群のリズム感が備わっています。
それによって歌声にもリズム感が出ており、
ボーカルのアタック感、裏から入るタイミング、アクセント等がとても心地よく音楽と同調しています。
それが彼女の際立った魅力の一つと言っても過言ではありません。
ボイストレーニングを行う上でリズムトレーニングというのはとても軽視されやすいのですが、
実は発声練習と同じくらい重要です。
なぜならリズム感が悪いと音程も悪くなったり、
逆に音程が悪いとリズム感も悪くなるなど、この2つはリンクしやすいのです。
だからと言ってダンスをしなければならないのか、
と言ったら必ずしもそうとは言えませんが、(実際踊れないボーカリストさんは沢山いらっしゃいますので・・・)
どうしてもリズムの感覚が感じられないということであればやる必要があるかもしれません。
リズム感を養うトレーニング
リズムトレーニングは基本的に楽しみながら行ういましょう。
(頭で考えながらやるのは良くありませんが、はじめは多少考えながらでも良いです。)
声を出したり体を動かしたりしてリズム感を養っていって下さい。
楽器・ダンスなど
具体的な方法ですが、、、
・楽器練習をする(ギター、鍵盤など)
・ドラム練習をする
・ダンス練習をする
・譜面のリズムを手拍子て追う練習をする etc…
これらの方法が一般的です。
ボイトレにおいてボーカルのリズム練習では、リズムの譜面を手拍子で追っていく方法がほとんどですが、
リズム感が備わっていない場合習得するのが難しいため、身体全体を使ってリズム感覚を養っていくようにしましょう。
※ダンスや楽器はとても効果的な練習方法ですが、ここでは手軽にできるトレーニングの一部をご紹介します。
メトロノームを用いたトレーニング
例えば、
メトロノームを用意して、はじめはテンポ70程度のゆったりしたやり易いリズムからスタートします。
そしてメトロノームの音から
「ワン・ツー・スリー・フォー・ワン・ツー・スリー・フォー」
という表拍のリズムをとらえてください。
これらを右足で足踏みしながらリズムを刻みます。(やりにくければ左足でもOK)
これができたら
「ワン(エン)ツー(エン)スリー(エン)フォー(エン)ワン(エン)ツー(エン)スリー(エン)フォー(エン)」
というリズムで、裏拍もとらえていきます。
(エン)の部分が裏拍です。
表拍は足踏みで、
裏拍は手拍子でリズムを刻みます。
いかがでしょうか?
裏拍を感じることは出来ましたか?
慣れてきたらテンポを少しずつ上げていき、
120くらいでも出来るようにトレーニングしていきましょう。
リズム感をしっかり養うためには
この “裏拍” がとても重要になりますので、
はじめは出来なくても根気よく出来るまでやることがとても大切です。
リズムについては文章だと解りづらいと感じる方も多いと思いますので、
実際に試してみたい方は一度当社のボイトレ無料体験レッスンをお試し下さい。
リズムパターンも幾つかご紹介しております。
株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大