鼻炎と鼻腔共鳴・発声の関連について


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こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。

今回は、最近個人的に興味があることについて書いていこうと思います。
それは何かというと「鼻炎」です。

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鼻炎で鼻声になってしまう

日頃から、鼻炎に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
人によっては今の季節、秋の「花粉症」がやってきている方もいるかもしれません。
あるいは、慢性的に鼻炎に悩んでいる方もいるかもしれません。

鼻炎が今回のテーマなのですが、私の個人的な話ですが…私は春は毎年花粉症に悩んでいます。
3月~5月くらいまでは、どうもスッキリ声が出なくて毎年どうにかならないかと思っていました。
なるべくマスクや眼鏡をしたり、飲み薬、塗り薬で対策をしたり・・・と色々方法はあると思います。

ですが、体質そのものを変えよう!と昨年の秋ぐらいから、乳酸菌のサプリを試しています。
乳酸菌はアレルギーを抑える力があり、花粉症にも効果的だとのことです。
完治はしていないものの、少なくとも春先に鼻声をご披露しなければいけない機会は減ったように思います。

鼻炎と鼻腔共鳴

さて、お話は鼻炎に戻りますが、鼻炎が声に影響があるのを一番感じやすいのは、風邪や鼻炎で鼻が詰まった時、声がこもった感じになり、聞き取りづらくなりますよね?

ボイトレに関することでいえば、鼻腔共鳴といって、よくハミングで鼻の中に響かせるようなトレーニングをする時に、鼻の中(鼻腔)に響いている感じがつかみにくくなるからです。

鼻炎に関しては、今まで私が関わった生徒さんでも、治療することで声が枯れにくくなったり、ある生徒さんでは、ハミングを続けたら鼻が通るようになった感覚を持っている方もいました。

上記の二つは、個人的な体験談をお聞きしたものですが、実際、ハミングは身体に振動を感じることで、鼻炎が改善される効果もあるようです。

鼻炎が改善されれば、口で呼吸してしまうことも減るし、口呼吸が減れば、口の中の乾燥を防ぐことができて、歌う時にも、声がカサカサしなくなります。

声がかすれやすい、声量を出しずらい、声がこもる、というお悩みをお持ちの方の中は、呼吸法や口の開け方などのボイトレを行えば、十分よくなります。

ですが、鼻炎が声を出しずらくすることにかかわっていそう、心当たりのある方がもしいましたら、一度耳鼻科で診てもらうなど、状況を改善できるようにしてみてはいかがでしょうか?
そうするとボイトレの効果もより発揮できると思います。
耳鼻咽喉科とボイストレーニングの両方の切り口から鼻炎と付き合っていくのがベストです。

ブラッシュボイスでは、歌う方一人一人声のお悩みをお聞きしたうえで、ボイトレ・レッスンを行っています。
歌うことで、体質が改善される方もいるかもしれません。ぜひ良い発声法を身につけて、毎日快適に声を出せるようにしていきましょう。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/立花香穂里

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