カラオケで歌の練習をする方法について


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ボイストレーニング・ボイトレ方法をまとめました


こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。

ここのところ、テレビではカラオケで高得点を狙って、点数を競い合う番組を多く見かけますね。最近は一人でカラオケボックスに行って何時間も歌い続ける人も珍しくなくなってきました。

ボイトレのレッスンを受けている方も、自分の練習のためにカラオケにいって練習しているというお話をよく聞きます。

そこで今回は、カラオケを使って練習する時の有効なボイトレ方法をお教え致します。バンド経験のある方には当たり前のことも含まれますが、十分カラオケでも練習になりますので、参考にしてみてください。

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ボイトレ簡単質問箱

歌詞の色が変わるのを目で追いすぎない

カラオケを使って生徒さんのレッスンしていると、思った以上に歌詞の色が変わるのを目で追っている方が多いです。ガイドの役割ですが、機種によってもスピードが違ったり、音楽とずれて感じることもあります。

機種によっては速度を調整できるものもあるようですが、この歌詞の色の変化に頼りすぎると追われているような感覚になる方もいるようです。特に速いテンポの曲が苦手な方に多い傾向があります。

できるだけカラオケ音源を聞いて歌うクセをつけてください。できたらドラム、ベース、ギター、キーボードなどがそれぞれどんな演奏をしているか聞く意識を持つともっと良いです。

私がカラオケを使ってレッスンする時は、パート別に音を出せるカラオケがあるので、それを使ってドラムだけ鳴らしたりして練習することもあります。

スピーカーから出ている声に慣れる

カラオケに行ったら、たいていマイクを使って歌いますよね。大体は、初期設定でエコーがかかっているのですが、バンドやライブハウスで歌う時のリバーブとは種類が違います。

エコーはやまびこのようにこだまして、リバーブはホールなどで音が響いて、響きが残響するという違いがあります。バンド等で歌うことを想定して練習するならカラオケのエコーはかかりすぎない方がいいと思います。

あと、これはボーカルレッスンを受けている方には初歩的なことかもしれませんが、自分の声を「スピーカーを通して聴く」ということに慣れてほしいです。ポップスはたいていマイクを通して歌います。

生声で歌うよりも、マイクにきちんと声を通すことを意識して、スピーカーから出てきた自分の声をきくようにすると良いです。カラオケによってはの声を録音するシステムもあるので、ぜひ録音した自分の声も聞いて下さい。

ちなみにスマホやボイスレコーダーで録るのもいいですし、スマホのカラオケアプリでは最近簡単に声が録音できるものもあります。自分の歌をなるべく客観的に聞くようにしてみてください。

カラオケで練習するメリット・デメリット

カラオケでボイトレするメリット

カラオケでしたら、自分で伴奏が弾けなくても歌うことができます。自分のキーに合わせたり、テンポも多少変えられます。そして機械演奏なので、何回同じ曲を再生しても安定した演奏が流れてきます。

なので、自分の演奏に集中して何度も試行錯誤しながら練習できるという点ではメリットがあります。

カラオケでボイトレするデメリット

逆にデメリットと言えば、生演奏のように“呼吸”や“空気感”で演奏するよな、「お互い合わせる」ということはできません。常日頃、「カラオケが自分に合わせてくれたらいいのに…。」と思うことがあります。

歌に苦手意識を持っている=カラオケが苦手、という方もよくお会いします。実はカラオケが苦手でも、ピアノ伴奏で歌うとリラックスして歌える、という方も多いです。

カラオケに“合わせて”歌わなければいけない、という点では時々歌いにくく感じることもあります。レッスンではなるべくカラオケとピアノ伴奏の両方で歌っていただくようにしています。

正しいボイトレ方法を身につけるなら

ブラッシュボイスでは、曲を歌う時に感じている苦手な部分について、様々なアプローチでトレーニングすることが可能です。歌に苦手意識がある方も、実はちょっとした練習方法を変えるだけで、グンと変わることがあります。

上達の近道を見つけるために、ぜひ一度ボイトレ無料体験レッスンを受けてみてください。客観的なアドバイスにより、自分だけでは気がつかなかったことが見えてきます。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/立花香穂里

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