冬の時季の喉のケアについて


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こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。

最近徐々に寒くなってきて、乾燥も感じるようになってきました。今回は、私個人や周りのボーカリストたちがやっている冬の時季の喉のケアについて書いてみたいと思います。

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乾燥の激しい時期ですから、常にコンディション整えておかないと、歌声に影響してきてしまいます。もしこれが自分に合いそうなどと思った方は各自の判断で試してみてください。

ちなみに、歌に関してだけではなく、日常生活でも喉の調子を整える為にも参考になる内容となっていますので、是非参考にしてみてください。

乾燥から喉を守るには

冬の季節に喉を守る方法はとにかく“保湿”ですよね。もうボーカリストの皆さんはこの時期揃ってやっていますが、手軽な方法はやはり『マスク』をする、です。

私は外に出る時だけでなく、寝る時もマスクをしています。そして、『加湿器』や『スチーム吸入器』を使って湿度をあげて喉が常に潤うようにするとかなり違います。

乾燥が喉に悪いことは想像がつくと思いますが、口呼吸をしてしまう方は口呼吸を治すことでだいぶ変わります。最近は寝ている時に口が開いて口呼吸にならないように口元を留めるテープも出ています。

しかしテープをして『寝付けない、寝れない』という事でしたら本末転倒ですので、慣れないようでしたら無理にしない方が良いです。

歌う時も、乾燥が気になる時は口から息を吸い込まないようにするだけで、冷たい息を喉に直接吸い込むことを防げます。その他、漢方で『麦門冬湯』といった喉を潤す効果がある薬もあります。

喉が荒れないように予防する

喉にいいものと言えばすぐ思いつくのがハチミツだと思います。ハチミツは実は、たくさん種類があります。プロポリスの飴やスプレー、マヌカハニーなど最近は探せばたくさんネット上でもたくさんヒットします。

安い物~高いものまで、様々です。ちなみに上記のマヌカハニーというのは、比較的高い部類のハチミツになります。

あとはショウガが良いというのもよく聞きますよね。私の知っているボーカリストは、常にショウガチューブを持ち歩いて紅茶に入れて飲んでいる人がいました。

寒さで体がかたくならないように気をつける

寒いとつい、動くのが億劫になり、身体を縮こまらせて生活しがちです。そうすると血流が悪くなり、肩や首のあたりが常に緊張している状態になります。

肩や首が緊張すると、呼吸をする時に肋骨の動きも悪くなり、喉に無駄な力をかけて歌いがちになります。ストレッチをしたり、首回りが冷えないようにネックウォーマーなどで日頃から冷えないようにすると良いですね。

運動をする時もそうですが、きちんと体を温めた方が良いのと同じで、発声をするのも同じように、体をしっかりと温めてから発声をする方が良いです。

ボーカリストは、歌う日の天候、場所、季節によって微妙なコンディションの違いにも対応していくことが必要になります。一般の方でしたら、プレゼンテーションや人の前で話す機会、重要な商談など、そういった場面があるかと思いますが、常に良い発声で望めたらベストですので、是非取り入れられる事があれば取り入れてみてください。

ボイトレのレッスンでは喉のケアについてもアドバイスしております。その人が何を目的でレッスンするのか、何を目標としているかで個々に沿った形でレッスンを行っていますので、先ずはご相談も兼ねてぜひ一度ボイトレ無料体験レッスンにお越しください。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/立花香穂里

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