スタジオやライブハウスで裏声のマイク抜けを良くする方法

こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。

今回は音楽スタジオやライブハウスの現場で知っておいた方が良いポイントをお伝えします。

普段の裏声はキレイなのに、いざマイクを通すと途端に抜けが悪くなり声が聴こえにくくなってしまうという問題。これは裏声発声の問題機械の問題があります。

それぞれ解りやすく解説していきたいと思います。

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目次

裏声発声と現場での感覚について(発声の問題)

裏声発声について

裏声自体はキレイだと思っていても、意外に共鳴度が足りなかったりすることが非常に多いです。普段のボイストレーニングでは上手くいっているようでも、現場では裏声の声量が足りなかったりする場合があります。

しっかりと裏声が共鳴していれば、声量もある程度カバーできます。もしマイク通りが足りないと感じたら裏声の声量・共鳴度はどうか今一度確認してみて下さい。

ボイストレーニング時の裏声の感覚と現場での感覚の違い

ボイトレ等の練習の場合、声だけで行いますので、自分の裏声の状態や体感については理解しやすく、その場ではできていたとしても、音楽スタジオやライブハウスでは他の楽器演奏の音が混じります。

すると楽器の大きな音に負けじと大きな声を出そうとしてしまいがちになります。しかし普段の発声以上に無理に出そうとすると喉を壊してしまいますので、その場合は発声以外の機材の音量やイコライザーなどをチェックしましょう。

イコライザーと音量、モニターの調整(機械の問題)

音楽スタジオやライブハウスではマイクを通します。
そしてそのマイクの声は『ミキサー』という音の集積機械を通してからスピーカーに行きます。

このミキサーは各スピーカーの音量の調整、イコライザーの調整が可能です。

音量については、自分が一番よく聞き取れるスピーカー(モニターアンプ)の音量を調整しましょう。イコライザーとは、周波数ごとの音量を調整します。

裏声は高音域(場合によっては中音域)ですので、高音域のイコライザー(high)を上げます。(中音域はmid、低音域はLowを調整します。)

音量とイコライザーの調整を行うことで問題が解消されるはずです。逆にこれで解決されない場合は発声法やマイクと口との距離の問題の可能性がありますので、今一度見直しましょう。

ブラッシュボイスの裏声発声ボイトレ

発声がままならないのに機械のせいにしても意味ありませんし、裏声発声はしっかりできているのに機械調整をしないというのもまた問題です。

裏声がマイクに通りづらいという場合、どこに問題があるのか。声量の問題なのか、機械の問題なのかを見分けることがとても重要です。もし迷うことがあればボイストレーナーやエンジニアさんに確認するようにしましょう。

ブラッシュボイスでは、ボーカリストに必要な基本的な発声技術やテクニック、マイクワークについても指導可能です。是非お気軽にボイトレ無料体験レッスンにお越し下さい。

株式会社ブラッシュボイス

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