カラオケでリズムが取れない場合の練習方法


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こんにちは。ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの立花香穂里です。

カラオケの精密採点の項目の中で、音程と並んで伴奏に合わせて『リズム』を取るのが難しいと感じる方も多いようです。今回は、カラオケの精密採点でリズムが取れない場合の練習方法について、ボイトレの観点から書いていきたいと思います。

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リズムがずれているとは

精密採点ではカラオケの伴奏に合わせて一定のテンポで歌うことが採点の基準になります。リズムがずれている感じる時は、以下のような場合が多いと思います。

伴奏とずれてしまっている

カラオケが進むにつれ、カラオケの伴奏と歌がいつのまにかずれてしまっている。
伴奏を聞いて歌うことよりも、歌詞の色が変わるのを目で追いすぎてしまうとずれやすくなることもあります。

ほんの少しだけカラオケより「速い」もしくは「遅い」

カラオケのテンポと大幅にずれるわけではないけれど、何となく安定感がないように聞こえることです。自分の歌ったものが棒グラフのように出るとしたら、ほんの少しだけフレーズ入りや細かいリズムがずれてしまう状態です。

曲よりも少しだけ突っ込んだように入ってしまうことをよく「テンポが走る」などと言います。逆に遅くなることを「タメ」などと言います。この「タメ」については意図的に遅くして「タメ」ている時と、意図してないのに遅れてしまう場合があります。

この場合は、細かいリズム感を身につけるとよくなる場合と、息継ぎの仕方などを曲のテンポに合うように発声出来るようにするとよくなる場合があります。

ボイトレで実際に行っているリズム練習

では、実際ボイトレのレッスンでやっているリズム練習についてご紹介します。

カラオケのテンポを変えて練習してみる

当たり前なのですが、カラオケというのは何回演奏しても常に一定のテンポです。
なので、同じテンポで繰り返し練習するのもよいですが、自分の歌いやすいテンポをまず見つけられるように、速くしたり遅くしたりいくつか変えてみて練習してみると良いと思います。

細かいリズムを自分でとれるようにする

ボイトレのレッスンでは曲と同じテンポでメトロノームを使って練習をします。
この練習をした後、実際の曲を使って練習すると効果があると思います。

1.まずこのメトロノームに合わせて×の部分を手でたたいてみてください。
表拍を取る練習です。

Finale 2006c - [ƒŠƒYƒ€_MUS]


2.次に今度は裏拍を取る練習をします。楽譜でいう×の部分を叩いて下さい。
拍と拍の間の細かいリズムを感じられるようにします。
なるべく自分の手拍子とメトロノームの音が均等なタイミングでなるようにするとさらにリズムが安定します。

Finale 2006c - [ƒŠƒYƒ€‚Q_MUS]


3.さらに1・2の図の×の部分を“ha”と言いながら叩くと今度はリズム感と発声を安定させる練習になります。

ブラッシュボイスのボイトレ

リズム感は練習すれば自信のない方も継続して練習することで徐々にとりやすくなっていきます。ブラッシュボイスのボイトレでは、色んなテンポの曲をレッスンで取り上げることができますので、今までよりも幅広いジャンルの曲も歌えるようになります。

ぜひ一度ボイトレ無料体験レッスンを受けてみて下さい。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/立花香穂里

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