こんにちは。
ブラッシュボイス・関東代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回はデスボイスの出し方やコツについてお話しすると共に、練習方法や注意点、喉のケア方法についても触れていきたいと思います。
デスボイスと言うと、恐らく皆さんそこまで馴染みがないと思いますが、そもそもどのような声のことを言うのか、というところからお話ししていきたいと思います。
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デスボイスとは
そもそもデスボイスとは「悪魔の声」とも言われており、所謂ダミ声の事です。メタルやデスメタル、ハードコアなどで使われることが多い発声。
デスボイスは主にグロウルとスクリームという種類に分けられます。
主にデスボイスとはグロウルのことを一般的には言いますが、高音などを出す場合はスクリームという方法を使うこともあります。
基本的に出し方は同じですので、出し方についてはこれからご説明する方法で統一していただいて結構です。
デスボイスの出し方・コツ
デスボイスの出し方は、勢い良く息を流して発声することで出すことが出来ます。
ボイトレ的に言うとチェストボイスの響きで、息多めで力強く出します。
音程が上がっても響かせるのはチェストボイス。
息が少なすぎると通常のきれいな声での発声になりやすいので注意です。
デスボイスの練習方法
前述した「デスボイスの出し方」を反復練習することで出来るようになりますが、ポイントをお伝えします。
- 息の量
- 呼気(吐く息)の勢い
- 喉の開き具合
- 歪ませるという意識
- チェストボイスの共鳴ポイントを維持する
この5点が大切になります。
特に喉の開き具合と吐く息の勢いのバランスがとても難しいです。
喉が閉じすぎてしまうとクリアな声になってしまいますし、息の勢いが弱いと単にウィスパーボイスになってしまうか、小さな声が出てしまうだけです。
全て大切なポイントですが、特に②と③を意識して行うことが、練習する上でとても大切です。
デスボイスの注意点・喉のケア
デスボイスを練習するにあたり注意するべき点がいくつかあります。
デスボイスは基本的に喉への負担が大きい発声です。ボイストレーニングの現場ではオススメしませんし、むしろやらない方が良いと伝えています。
しかし表現として取り入れたいと考える方も多いと思いますので、その際は喉のケアをしっかり行うようにしましょう。
- 喉の痛みや負担を感じたら即座に練習を中止すること。
- 負担を感じたら暖かいレモンティーなど、ビタミンCが取れる飲み物を飲むなど、喉のケアに徹する。
- 通常の発声トレーニングも日々行う。
- 練習する際は、喉が潤ったっ状態で行う。
- 出しやすい音域で練習する。
これらを守って練習するようにしてましょう。
デスボイスのボイトレ方法 まとめ
デスボイスは、練習段階ではとにかく喉への負担が大きいので、なるべく負担ががかからないで歪ませられるようにすることを目標に練習して下さい。
ボイストレーニングでお悩みの方は、ぜひ一度ボイトレ無料体験レッスンにお越しください。
株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大