発声と姿勢の関係性


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いつもボイストレーニング、お疲れ様です。
本日は発声方法と体の姿勢の相関関係において質問をいただきましたので回答していきます。

ボイトレ簡単質問箱

発声と姿勢の関係性

ご質問内容
ハンドルネーム:マリオ
質問タイトル:発声と姿勢の関係性
質問内容:

歌だけでなく通常の話し方についても、発声と姿勢の関係性についてどのように関係しているのかを教えてください。
ざっくりでも構いませんのでお願いします。

回答と解説

発声と姿勢は関係性がある

まず、ご質問者様もざっくりで構わないと言うお話でもありましたので、ある程度ざっくりと解説をしていきます。
結論から申し上げて、もちろん体の姿勢の問題と発声方法は関係があります

体の形が歪になると発声能力が低下する

例えば腹式呼吸において、骨盤の位置が著しくずれている場合、腹部の腹横筋や腹直筋などの筋肉を使って腹圧を上げ横隔膜を押し上げ息を吐き出すと言うパフォーマンスが最大限発揮できないということが1つ挙げられます。
なぜ最大限発揮できないのかと言うと骨格がずれることにより、筋力で横隔膜を押し上げる、押し下げると言う行為が腹部から胸部に至るまでを垂直の入れ物だと例えた場合、この垂直の入れ物が折れ曲がっているような状態になっている。
つまり、いびつな状態の入れ物であると、圧を加えるにしても抜くにしてもパフォーマンスが100%発揮できないと言う点がデメリットなんですね。

首も力まないように姿勢の矯正をする

そして首。
こちらもストレートネックなどを解消していくことによって、パフォーマンスを引き上げていくことが可能です。
首にはいくつもの筋肉があり、それらの筋肉が緊張していたり和らいでいたりすることにより、パフォーマンスを100%に近い状態で発揮できるかどうかも、かなり影響があります。
前述しているストレートネックについては、首が前にもたげてしまっているので、その分頭の重さを首の筋肉で支えなければならない部分が増え、力を抜いて声を出していかなければならないと言う理屈から遠ざかってしまいます。
したがって舌の緊張も助長することになり、さらに言えば喉が閉まる原因にもなるので姿勢の矯正が必要になってきます。

お腹の部分と首の部分を例に挙げて考えてみても、体の姿勢と発声方法と言うのは厳密に関係していて、いわゆる正しい姿勢と言うものの方が発声を行うにあたっては良いものである。
そのように理屈の面から断言することができます。

以上になります。

骨盤矯正やストレートネックの解消などについてはYouTubeなどで「骨盤矯正」「ストレートネック矯正」など検索していただければ、マリオさんのご質問に対する回答のヒントになるような動画が見当たると思います。

何かまたご質問等ございましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。

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