2011/03/31 に頂戴した質問
質問投稿者:冷さん
質問タイトル:『抜けのある声を出したい』への回答
以下質問内容:
いきなりすみませんm(__)m
自分はボーカルとしてバンド活動をしています。
今、「DIR EN GREY」というちょっとヘビーなバンドのコピーをしています。
少ししたらオリジナルもやります。
そこで、色々悩んでいる事があるんですが、マイクを通して録音した声が鼻が詰まったような、こもったような声になってしまいます。
ぬけのいい芯のある声にするにはどうしたらいいでしょうか?
すみませんが教えて下さい。
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「マイクを通すと声がこもってしまう」
こんにちは。
ボイストレーナーの青木です。
>冷さん
確かにマイクを通して篭った状態の声を抜けが悪い声と言います。
そういう声だとバンドで存在感がボーカルに出なかったり、他の楽器に声が埋もれてしまうという状態になります。
抜けのある声
抜けのある声…
これは例えばの話ですが、Mr.Childrenの桜井氏は声が非常に抜けるタイプかと思います。
その他のシンガーでも挙げれば切がありませんが、要するに「硬くてはっきりした声」というのが抜けるんです。
それはどういう発声をしているのかと言うと。
まず息の量を発声に対して減らしているんです。
よくロウソクの炎の前で発声をして炎が揺らがない状態は声が安定していると言いますが(それもまた極端な例です)。
確かに抜けのある人の声は息が安定しています。
ロウソクが消えたりしないんですよ。
抜けのある声についてはこのサイトでも沢山やり方について書いて来ています。
『抜け』でこのサイトで検索をして頂けると沢山出て来ると思いますよ。
新しい方法としてはロウソクの炎を消さない発声。
(もちろん小さい声とかじゃないですよ、大きな声でも出来るかどうか、これ重要)
そういう方向で攻めてみるのも面白いかもしれません。
頑張って下さい。