『喉の使い方と腹式呼吸』への回答

    2009年08月09日 15:43に頂戴した質問
    質問投稿者:あちゃさん
    質問タイトル:『喉の使い方と腹式呼吸』
    以下質問内容:

    はじめまして、あちゃといいます
    声を上に響かせようとすると音がフラットしたりしてしまいます
    のどの力を抜いて上に向けないとある程度キレイな声が出ますが、なんか喉で歌ってる感じになってしまいます
    腹式呼吸はそんなに力まなくてもできるものなんでしょうか?歌のうまい友達は歌うと腹筋が疲れるといいます
    下腹部に力を入れると胸や喉まで力んでしまうんです
    どうしたらいいでしょうか?

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    目次

    【以下回答】

    『腹式呼吸はそんなに力まなくてもできるものなんでしょうか?』
    ans.
    はい、力まなくても出来ます。
    というよりは、力まないでやらなくてはなりません。

    歌や発声の基本と言うのは、どれだけ力まないで発声が出来るか?です。
    腹式をやっても力んでしまうようでは無意味です。

    文章ですと状態がきちんと把握出来ないので確かな事が言えませんが。
    どうしても下腹部を凹ませる事を意識し過ぎて力んでしまうようであれば。
    横腹を意識した方が良いかもしれませんね。
    (本当は全体的に意識するべきですよ)

    横腹というのは、肋骨と骨盤の間にあるみぞおち部分です。
    骨が無い所。
    ここが息を吐くときは発声するときに勢い良く筋肉が横へ飛び出してきます。
    飛び出してくる状態がOKです。
    逆に飛び出して来ない状態はNGです。

    飛び出すようになると、声に抑揚が出たり。
    それから張りが出たりします。

    声を響かせる為にはある程度息に張りが必要ですから、このように横腹に注意を向けてみるというのも手段の一つだと考えてみて下さい。
    どうしても力んでしまう時は別のアプローチを考えてみるのも一つの手であると私は思います。

    ただ、本来はちゃんとボイストレーナーに師事した方が良いですよ、腹式は。
    間違った方法で覚えてしまいますと、なかなか癖が抜けないので要注意です。

    今日の横腹の事も前にどこかでご質問を頂いて回答した事があると思いますので、探してみて下さい。
    見比べてみて頂いた方が良いかもしれません。

    『下腹部に力を入れると胸や喉まで力んでしまうんです』
    ans.
    これもお腹の正面部分を凹ませるのを意識し過ぎているのでしょう、そう思います。
    アプローチを変えてみる、としか現状では言いようが無い状態ですが…。
    がんばってみて下さい。

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