『声質に合った歌を歌うべきですか?』への回答

    2009年10月07日 23:03に頂戴した質問
    質問投稿者:くりさん
    質問タイトル:『声質に合った歌を歌うべきですか?』
    以下質問内容:

    私の中で究極な疑問です・・・。

    私の例で書かせていただきますと・・・
    superfryの歌声に無茶苦茶憧れています。
    もちろんあのカッコイイ曲調も。(あ、バラードもありますが、特にファンキーなヤツが好きなので)

    あんな歌をあんな風に歌いたい!と心底思うのですが

    superfryの彼女の歌声が、「厚みがあり芯のある迫力のある声」だとすると
    悲しいかな、自分の声は彼女とはまるで逆です。
    私がsuperfryの曲を歌っても、人を圧倒するような歌は歌えないでしょう。

    その代わり、「キレイな声・可愛い声だね」と言われます。
    この声に合った歌を歌った方が、きっと良いのかな・・・とは思います。

    自分の歌いたい歌を歌うのか、もしくは自分を良く知って、それに見合ったものを選ぶべきなのか・・・皆さんはどうでしょう。

    青木さんのお考えはどうなんでしょう。

    悩んでます。
    大好きなsuperfryの曲を練習してはいますが・・・。

    【以下回答】

    こんばんは。
    ボイストレーナーの青木です。

    >くりさん

    くりさんがSuperflyみたいな感じの声質というか。
    厚みがどうしても出ないというか。
    曲調が合ってないというか。

    そういう風に心底感じるのであれば、それは多分正解だと思います。
    つまりSuperflyみたいな歌い方は憧れであって、「無いものねだり」という結論です。

    僕は、ボイストレーナーとしてというよりも。
    う~ん…ちょっとプロデュース等もする事があるので、その方面から意見させて頂きますと。
    自分をしっかり出せる歌を歌った方がボーカリストとしては正解じゃないかと思います。

    それに無理をして歌う歌については、リスナーが付いて来ないんです。
    なぜなら無理をしているのが伝わってしまうからです。

    それぞれが声に個性を必ず持っています。
    誰でも持っています。
    そこを最大限に引き出す事が、やはり心に響く歌を歌うという意味では大きな割合を占めるんでしょう。

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