腹式呼吸と腹筋を鍛える事について

今日は腹式呼吸と腹筋を鍛えることについて、関連性及び重要性について深掘りしていきたいと思います。

腹式呼吸はそもそも日常生活に必要程度の筋力がお腹周りに身に付いていれば習得する事は可能です。
【ボイトレノウハウ1】歌唱における腹式呼吸の必要性とは? (図解あり)

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腹筋をつけようとしないで!正しい腹式呼吸のメソッド

腹式呼吸のメソッドは、へそ下3寸(丹田)をへこまして腹横筋を横にせり出し息を吐きます。

息を吐く際には、横隔膜が上おし上がり、その腹圧により肺を圧迫し息を吐き出す。
息を吸う時は、お腹に加えた力を一気に緩めて全てが元通りの形にする。
まるでスポイトの風船の部分を力を入れてへこませた、それを手を退けて元の形に戻していく。

スポイトだって同じように空気は勝手に入ってきます。それを人間の体で実践する、これが腹式呼吸の正しい方法です。

この正しい方法をしっかり理解していない状態で腹筋を頑張ってつけてしまうと体がこわばってしまいます。
体がこわばったり硬くなったりしてしまうと、器用にお腹を動かすことができなくなってしまい、結果として腹式呼吸の練習がかなり難しくなってしまいます。

腹式呼吸の練習は難しい

ボイストレーニングにおいて1番初めの課題である腹式呼吸ですが、実は1番初めにして1番厄介な練習です。
そもそも自分でできているのかどうか判断するのが難しいと言うのもありますし、前述したようにむやみに筋肉をつけてしまって練習がうまくいかないケースもあります。

腹式呼吸はボイストレーナーに習いましょう

ボイストレーニングに通う事は時間的にも金銭的にも生徒さんに負担を強いますが、腹式呼吸だけをマスターするためだけでも構いませんので数ヶ月だけでもボイストレーニングに通われることをお勧めします。

というのもやはり、腹式呼吸は歌においても会話においても発声の要です。
腹式呼吸を押さえる事は、対人的な印象を高める上でも良くする上でも人生の中でとても大切なことなので、是非とも正しい練習方法で練習を行っていただきたいと思います。

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