ミックスボイスからヘッドボイスの換声点をスムーズにする方法


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こんにちは。
ブラッシュボイス 関東代表トレーナーの鈴木智大と申します。

ボイトレに関するご質問を受けましたので回答させていただきます。

ミックスボイスの出し方やお悩み改善(換声点が上手くいかない・声は出るが、弱々しいなど)についてはこちらのページもご確認下さい。
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【質問】ミックスボイスからヘッドボイスの換声点をスムーズにする方法

ミックスボイスを1年前くらいからだせるようになりました。
しかし、ミックスボイスからヘッドボイスの換声点がガラガラになります。
ですから、まだミックスを歌に応用できません。
換声点を滑らかにするコツを教えてください。

【回答】ミックスボイスからヘッドボイスへの移行の練習が必要です。

ミックスボイスからヘッドボイスへの移行のボイトレ方法として、グリスアップと言うトレーニングがあります。

低音から高音までを滑らかに一息で発声する練習です。

低音は地声。だんだんと音程を上げていき、中高音域あたりはミックスボイス高音域はヘッドボイスで出します。

この過程で、地声からミックスボイスの切り替わりとミックスボイスとヘッドボイスの切り替わりを良い意味で曖昧に、滑らかにするように練習しましょう。極端な切り替わりはよろしくありませんので注意して下さい。

滑らかな切り替えのコツ

今回は特にミックスボイスからヘッドボイスへの換声点を滑らかにするコツですが、喉は一貫して開きっぱなしです。その上で、息の量・響のポイントをコントロールします。

そもそも何故換声点で声がガラガラになるか。それは声の響く方向性が変わる際に息のコントロールが下手だからです。

まずミックスボイスからヘッドボイスに移行する際に、(イメージですが)響きのポイントは眉間からつむじの辺りへ移行します。

この時に喉の奥の状態、つまり息の通り道が狭くなるはずです。これではヘッドボイスはもちろん、普通の声すら出ません。

息の通り道は常に確保します。要するに喉を開いた状態はキープして下さい。

その上で、息の量に注目して下さい。息の量は弱まってはいないでしょうか?

声は息に乗って発せられます。息の量が少なすぎては声にもなりません。

ミックスボイスからヘッドボイスへ移行する際、特に喉を開き息と声をしっかり出す、という事を意識して発声してみて下さい。どうしても喉が閉まる方は顎を少し上げてみても良いです。

繰り返し練習することで体感としてコツを掴んで行って下さい。

まとめ 難易度が高いため、正しいボイトレを行いましょう。

換声点をスムーズにするトレーニングは難易度が高い為、時間もかかると思いますし、始めに間違えて覚えてしまうとなかなか治りづらいクセでもありますので、可能であればボイストレーナーにチェックしてもらうようにしましょう。

ブラッシュボイスでは換声点の克服を得意とするボイストレーナーのご紹介が出来ます。是非ボイトレ無料体験レッスンご希望の際に、お気軽にご相談下さい。

株式会社ブラッシュボイス
関東代表ボイストレーナー/鈴木 智大

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