ブラッシュボイスです。
本日は裏声がでなくなってしまったが、また出せるようにするにはどうすれば良いのか?というご質問を頂きました。
早速回答していきます。
裏声が出なくなってしまったが、また出るようになるのか?
ハンドルネーム : こう
ご質問タイトル : 裏声がでない
ご質問内容 :
23歳男です。
自分は歌を歌う時、感覚的に、喉を締めて歌う癖があります。
その歌い方で歌っていたら、それまで出ていた裏声が全く出なくなりました。
裏声が出るようにするにはどうすればよろしいでしょうか?
裏声を出すには腹式呼吸と上咽頭共鳴をマスターしよう
裏声を出せる様にする為には腹式呼吸と上咽頭共鳴をマスターする事であると断言出来ます。
喉が締まっていると上咽頭では共鳴しませんから必然的に拡張させて行く方向になります。
腹式呼吸は意識するのは腹横筋ですが、ブラッシュボイスのサイト内記事で沢山記事が挙がっておりますので、今回ここでは割愛させて下さい。
それから共鳴に関しても記事が多数挙がっております。
こちらも割愛致します。
【腹式呼吸と共鳴の関連記事】
裏声がかすれる原因と改善方法(腹式呼吸・共鳴・声と息のバランス)
裏声を出すために共鳴をマスターしよう
共鳴するための方法について(喉の開き方について)少し詳しくやって行きましょう。
前述致しました通り、共鳴させるには喉を開かなくてはなりません。
ブラッシュボイスでは喉の開き方について『舌のポジション』を考えます。
母音は全部で5つ日本語にはあります。
AIUEO(アイウエオ)ですね。
共鳴の練習はとりあえず『A』で行うと分かりやすいと思います。
『A』で発声する場合に、
- 舌の先端が下顎の歯の先端裏側に付いている事。
- 舌の中央部が平坦を維持して発声出来ている事。
- 喉の奥がきちんと目視出来ている事。
以上3点が大事です。
これが出来ていれば喉は開いていると言えます。
他の母音も全て舌の場所は下の歯の先端に付いていなければなりません。
もっと説明を加えないといけないのですが、文章量にも限りがございますので、詳細は割愛致しますが、まずは『A』で練習してみましょう。
その上で、腹式呼吸で発声しつつ、舌の状態も安定しつつ、声の大きさも程よく大きく出ていれば共鳴も出来ていると言えます。
この状態が確保出来ていればファルセットにチャレンジする事が可能になります。
なぜかと言うとファルセットでの共鳴は上咽頭100%でして、上咽頭に声が届かなかったらファルセットが成立しないからなのです。
以上になります。
また何かご不明な点がございましたら、ご連絡を頂ければと思います。
頑張ってみて下さい。