歌声がかすれる・割れる場合のボイストレーニング

    ボイストレーニングスクールのブラッシュボイスです。
    皆さん歌声がかすれたり、ガラガラになったりする経験はありませんか?
    よくレッスンでも、生徒様から歌声がかすれてしまうという相談を受けることが多くあります。

    本日は、歌声がかすれる・割れる場合のボイトレをご紹介いたします。

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    目次

    歌声がかすれたり、割れたりする原因

    原因の多くは「声帯」にあります。声帯は喉の内側にある一対のヒダで、このヒダが閉じることにより音を作り出して声となります。

    この声帯のヒダが何らかの原因でうまく閉じない状態になると、声がかすれたり割れたりしてしまうのです。たとえば声帯を使いすぎて炎症を起こしてしまうと、声帯結節やポリープとなってしまう場合があります。

    そうすると声帯がきちんと閉じなくなり、声帯の隙間から息が漏れて声がかすれてしまうのです。声帯結節やポリープまでいかなくとも、下記のような原因で声帯がうまく閉じなくなることがあります。

    • 声を出しすぎてしまった場合
    • 喉が乾燥してしまった場合
    • 喉に力みが入って負担がかかりすぎている場合
    • 声帯の周りの筋力が低下している場合
    • タバコの影響を受けている場合

    もちろん炎症を起こしている場合は声帯を休ませることが第一ですし、病院に行き治療することが必要な場合もあります。ただ、日頃の意識やボイトレで改善していけることも多くありますのでご紹介いたします!

    喉の負担を少なくする~腹式呼吸~

    喉に力が入りすぎた状態で歌い続けると、当然ながら声帯は疲れて炎症を起こしてしまいます。そうならないためにも、喉の負担を少なくすることが重要となってきます。ボイトレの基本的なことにはなりますが、腹式呼吸を習得することが大切です。

    腹式呼吸が自分では出来ていると思っていても、実際には喉周りや上半身に力が入ってしまっていて、うまくいっていないケースもよく見受けられます。

    力みの自覚がある方は一度ボイストレーナーにみてもらうことをお勧めいたします。また、息の量を上手く調整できていないために声帯に負担がかかるケースもあります。その場合も、腹式呼吸のボイトレを行うことが、息の調整の上達に多いに役立ってくれます。

    声帯周りの筋肉を鍛える

    声帯周りの筋肉を鍛えていくことにより、ガラガラ声を改善していくことができます。声帯周りの筋肉は、自分の出せる範囲での低音から高音までをまんべんなく発声していくことで鍛えられていきます。

    低い音から高い音の声を出す。

    そのまま高い音から低い音へ戻る。

    この発声を続けていくことにより、声帯周りの筋肉が伸び縮みするため、どんどん磨かれていきます。

    そして、この声帯の筋トレは続けていくことが大切です。ジムなどでの筋トレも通い続けることで効果が出てきますよね。それと同じです。

    少しずつではあるかと思いますが、確実にあなたの声帯周りの筋肉が鍛えられ、かれにくい丈夫な喉がつくられていきます。是非根気強くボイトレしていきましょう!

    日常生活から気をつけること

    ボイトレももちろん重要ですが、日々の生活から喉に負担をかけない生活を心がけることもとても大切です。

    • タバコやお酒を摂取しすぎない。
    • 睡眠時間をきちんと確保する。
    • 喉を使いすぎてしまった日はしっかりと休める。

    歌う機会の多い方は、自分が歌い手であるということを、日常生活でもきちんと忘れずにいてください。それだけで、行動や意識することが変わってくると思います。

    ブラッシュボイスでは、歌声がかすれる・ガラガラ声になる等の対処法についても、丁寧にボイトレ・指導しています。客観的なアドバイスをさせて頂きますので、是非一度ボイトレ無料体験レッスンを受けてみてください。

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