音程を取る方法、音痴の直し方について

    ボイストレーニングスクールのブラッシュボイスです。

    「自分は音痴かもしれない」「音程が合っているのかわからない」――そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
    今回は、実際にお寄せいただいたご質問をもとに、音程を取る方法と音痴の直し方について詳しく解説していきます。

    音痴には原因があり、正しいアプローチで練習すれば改善できるものです。
    自宅でも取り組める練習法をステップごとにご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

    ボイトレ簡単質問箱

    目次

    音程を取る方法、音痴の直し方について|ご質問への回答

    今回のご質問はこのような内容でした。

    ハンドルネーム:なつき
    ご質問タイトル:ドレミについて
    ご質問内容:
    「ボイストレーニングの動画を見て練習していたときの話ですが、音が違うと言われても全て一定に聞こえるため、練習している私の音は全く変わらない一定のままで、練習になっている感じがしません。ドレミの違いなどといった音を、どうすれば読み取れるようになりますか?」

    音程の取り方

    今回のご質問は、自分がどの音階を発声しているのか、自分自身で区別することができないというお悩みです。
    これは実は珍しいことではなく、音程のトレーニングを始めたばかりの方が最初にぶつかる壁の一つです。

    どのようなボイストレーニング動画を見ておられるかによってアプローチは変わりますが、推察も含めて具体的な解決策をご紹介していきます。

    以下の3つのステップを順番に試してみてください。

    ステップ①|自分の声を録音して鍵盤の音と比較してみる

    まず最初に取り組んでいただきたいのが、自分の声を録音しながら、鍵盤楽器の音と照合してみるという方法です。

    やり方はシンプルです。
    鍵盤で1つの音を鳴らし、同じ音を声で出してみます。
    それをスマホなどで録音して、あとから聴き比べてみてください。

    「自分の声」は歌っている最中と録音で聴くのとでは印象がかなり違います。
    これは骨伝導の影響で、歌っている最中は実際の音程とずれて聞こえていることがあるためです。
    録音を使うことで客観的に音程のずれを確認できるようになります。

    鍵盤は実物をお持ちでなくても、スマホアプリで十分に代用できます。

    iPhone:ピアノ-リアルなサウンドのピアノキーボード楽器
    Android:Perfect Piano

    最初はド・レ・ミの3音だけで構いません。
    少しずつ音の幅を広げていくことで、音の違いを聴き分ける力が着実に育っていきます。

    ステップ②|共鳴を使って相対音感を鍛える

    次におすすめしたいのが、共鳴の練習を通じて相対音感を鍛える方法です。

    「相対音感」とは、ある音を基準にして他の音が高いか低いかを判別する力のことです。
    絶対音感のように生まれつきの素質が必要なものではなく、トレーニングによって後天的に身につけられるものです。

    共鳴の練習では、頭蓋骨の骨伝導を活用して声の響きを感じ取ります。
    声が正しく共鳴しているときの「振動の感覚」を体で覚えることで、音程の微妙な違いを体感的に理解できるようになっていきます。

    共鳴に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
    【ボイトレノウハウ6】共鳴 (図解あり)

    ステップ①の鍵盤練習と組み合わせて行うと、「耳で聴く」と「体で感じる」の両方から音程感覚を養うことができ、より効果的です。

    ステップ③|チューナーアプリで音程を可視化する

    ステップ①②を試しても自分の音程がわかりにくいという場合は、チューナーを使って音程を「目で見える」状態にする方法をおすすめします。

    チューナーとは、ギターなどの楽器の調弦(チューニング)に使われる音楽機材です。
    マイクが声を拾い、今出している音が何の音なのかをリアルタイムで表示してくれます。

    こちらもスマホアプリで手軽に使えます。

    iPhone:楽器チューナー Lite by Piascore
    Android:GuitarTuna

    チューナーをスマホの口元近くに置いて声を出すと、画面上に音階が表示されます。
    たとえば「ド」の音を出しているつもりが、実際には「シ」に近い音だった――というようなずれを視覚的に確認できるのが大きなメリットです。

    ただし、人間の声は非常に複雑な倍音や周波数が立体的に絡み合っています。
    極端に低い声や息混じりの声などはチューナーがうまく拾えないこともあるため、あくまでも参考ツールとして活用してください。

    チューナーを活用した音程トレーニングについては、こちらの記事もぜひご覧ください。
    チューナーを活用した正確な音程トレーニング

    音痴のメカニズムを知ることも大切

    練習法と合わせて、そもそもなぜ音程が取れないのかというメカニズムを理解しておくことも大切です。

    音痴にはいくつかの種類があり、原因によって効果的な練習法も変わってきます。
    たとえば「耳では正しい音がわかるのに声で再現できない」タイプと、「そもそも音の違いが聞き分けられない」タイプでは、アプローチが異なります。

    音痴の原因や種類について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
    音痴の原因と種類について

    また、音痴を根本から改善するための方法論については、こちらの記事で体系的にまとめています。
    音痴を治す方法|具体的なトレーニング解説

    音痴改善は「正しい練習の積み重ね」が鍵

    音痴を直したいと思って練習を始めても、「本当に上達しているのかわからない」と感じる方は多いです。
    特に、なつきさんのように独学で取り組んでいる場合は、客観的なフィードバックが得られにくいという課題があります。

    今回ご紹介した3つのステップは、自分の音程を「客観的に確認する」ための方法です。
    録音・共鳴・チューナーという3つのツールを活用することで、独学でも音程の改善に取り組むことができます。

    ただし、音程トレーニングにはどうしても「自分では気づけないクセ」が存在します。
    独学で行き詰まりを感じた場合は、プロのボイストレーナーに一度見てもらうことで、改善のスピードが大きく変わることがあります。

    ブラッシュボイスでは無料体験レッスンを実施しています。
    音痴でお悩みの方も、まずはお気軽にお申し込みください。

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    またご質問がございましたら、いつでもお気軽にお寄せください。

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